夜間人口
(ヤカンジンコウ)
夜間人口とは、国勢調査の項目の一つで、ある地域に夜間に常住する人口のことを指します。この調査は地域ごとに行なわれ、その年の10月1日の午前0時に、その地域に3か月以上住んでいるか、住む予定の人口が対象で、男女別、年齢別など詳しく調査します。これには、日本に常住する外国人も含まれますが、外国の外交官およびその家族、軍人およびその家族などは除外されます。
これに対し、通勤や通学などで日中移動する人を中心とする、昼間の人口を昼間人口と呼びます(買い物客や旅行客は数に含まれない)。大都市中心部は、事務所や学校が集中するため、一般的に昼間人口が膨れ上がって夜間人口が減少する傾向にあり、昼夜間の人口差は、通勤ラッシュや経済・公共サービス格差などの問題の一因となっています。農業地帯ではその差が少ないのが特徴です。
「昼間人口」と「夜間人口」の調査は営業戦略や地域の防災計画の策定に役立てられ、調査結果はインターネットなどで確認可能です。昼夜間の人口差は、通勤ラッシュや経済・公共サービスの格差などの問題の一因となっています。
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