サムターン
(サムターン)
サムターンとは、ドアの室内側にある錠を開け閉めするための内鍵(ひねり金具)です。 親指(サム)で回して施錠(ターン)できることからその名が付けられた和製英語です。 外側からは鍵を用いないと施錠・解錠できませんが、室内側からはキーを使わず施錠・解錠が可能です。 ドアを閉めた状態でサムターンを回すと、デッドボルト(かんぬき)が錠本体から突き出し、ドア枠に取り付けたストライク(受け座)に入ることで施錠されます。
このサムターンを不正に解錠する「サムターン回し」により空き巣被害が急増した時期があります。手口としてはドアの隙間や、ドアにドリルで穴を開け、特殊な用具を差し込んでサムターンを解錠し侵入窃盗するというもの。 防犯対策としてサムターンにカバーをかけたり、押して回す防犯サムターンなどの対策がとられ、現在では被害が減少しています。
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