免震構造
(メンシンコウゾウ)
免震構造とは、ゴム支承やダンパーなどの免震装置を用いて、地震時に建物が大きくゆっくりと揺れることで地震エネルギーを吸収し、上部構造への揺れの伝達を大幅に低減させる構造のことを指します。この構造により、地震時の建物の揺れは耐震構造のものに比べて約20~30%まで低減されるとされています。
免震構造の導入は一般的にコストが高く、定期的なメンテナンスも必要ですが、その効果は大きく、マンションや公共施設、戸建て住宅など、さまざまな建築物に採用されています。建物や内部の物品への損傷が少なく、被災後の補修の必要性も低くなるため、長期的な安定性を提供します。
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