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愛知県田原市へ移住しませんか?海に囲まれた農業のまちの魅力や支援制度を解説

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愛知県田原市へ移住しませんか?海に囲まれた農業のまちの魅力や支援制度を解説

田原市は愛知県にある渥美半島あつみはんとうのほぼ全域を占める県最南端のまちで、北は三河湾、南は太平洋と、海に囲まれています。港湾部での工業だけでなく、温暖な気候を活かした農業が盛んです。そんな田原市への移住を考えている人に向けて、まちの魅力や移住支援制度などを解説します。

田原市の特徴

愛知県田原市

田原市は渥美半島の大部分を占める、海に囲まれたエリアです。一方で、新幹線の停車駅がある豊橋市の中心部まで市街地から30~40分と近く、交通の不便さを感じない「ちょうどいい暮らし」ができるでしょう。ここでは田原市の特徴を5つ紹介します。

全国有数の農業地帯

田原市は黒潮よる温暖な気候、長い日照時間といった、恵まれた環境を活かした農業が盛んな地域です。市町村別のデータで見ると、農業産出額では全国2位の900億円(2022年)、花き産出額は全国1位の332億円(2021年)と、全国でも屈指の規模を誇ります。田原市の特産品としては、キャベツやブロッコリー、菊などがあります。

県内屈指の工業地帯

田原市は全国有数の農業地帯でありながら、工業も発達している地域です。田原市の製造品出荷額は、都道府県別で全国1位の愛知県の中で5位の1兆7,628億円です。三河港の田原地区ではトヨタ自動車の田原工場をはじめ、輸送機械製造業が盛んです。また、国内最大規模のメガソーラーや風力発電施設があり、再生可能エネルギーを促進しています。

海と山の自然が豊富

田原市は海と山の自然が豊富で「三河湾国定公園」と「渥美半島県立自然公園」に指定されています。市内には「太平洋ロングビーチ」や「蔵王山」「伊良湖岬」などの景勝地が数多くあります。市の南側の太平洋ではアカウミガメ、北側の三河湾ではスナメリといった生き物が生息しています。

サーファーに愛されるまち

田原市には、サーフィンの世界大会を開催した実績のある「太平洋ロングビーチ」のほか、「ロコ」「全日本」「新日本」と呼ばれるサーフポイントが数多くあります。そのため、「サーフィン移住」の地として人気です。また、田原市では「田原市サーフタウン構想」を掲げ、サーフィンを切り口にしたまちづくりを行っており、民間事業者による土地活用や宅地開発などに取り組んでいます。

田原市のおすすめスポット

愛知県田原市

田原市は渥美半島のほぼ全域を占め、海と山に囲まれた美しい自然が魅力です。また、年間を通して温暖な気候のため、心地のよい暮らしができるでしょう。ここでは、渥美半島の自然環境を活かした景勝地をはじめとした、田原市のおすすめスポットを5つ紹介します。

伊良湖岬灯台

愛知県田原市

伊良湖岬灯台いらごみさきとうだいは、渥美半島の最先端にある白亜の灯台です。1929年に建設され、海の安全を見守ってきた伊良湖岬灯台は、1998年に「日本の灯台50選」に選ばれています。

恋路ヶ浜

愛知県田原市

恋路ヶ浜こいじがはまは、渥美半島の先端にある伊良湖岬から続く、白く美しい砂浜です。江戸時代には和歌の舞台になっており、古くから知名度の高い景勝地だったことがうかがえます。島崎藤村氏作詞による唱歌「椰子の実」の舞台にもなっており、伊良湖岬灯台とあわせて「恋人の聖地」に認定されており、デートスポットとして人気です。

太平洋ロングビーチ

愛知県田原市

太平洋ロングビーチは、太平洋に面した約2kmにわたって真っすぐ伸びる砂浜です。ビーチにはヤシの木が並んでおり、南国リゾートの雰囲気を味わえます。サーフィンの世界大会が開催されるなど、国内有数のサーフィンスポットとして知られ、全国からサーファーたちが集まります。

蔵王山展望台

愛知県田原市

蔵王山は渥美半島の東の玄関口、田原市街地の北側に位置している山です。展望台へは、車ではドライブウェイ、徒歩だとハイキングロードからアクセスできます。4階の展望フロアに登ると、渥美半島をはじめ、太平洋、三河湾、知多半島の大パノラマを眺められ、天候に恵まれれば富士山も見られます。夜には展望台がライトアップされるほか、展望フロアからは夜景が楽しめます。

道の駅田原めっくんはうす

道の駅田原めっくんはうすは、田原市街地の国道沿いにあり、渥美半島の玄関口として「渥美半島の観光と産業の情報ステーション」機能を担っています。施設内には産直市場やお土産・特産品コーナーのほか、レストランや食事処、観光案内所などがあります。

田原市の移住支援制度

愛知県田原市

田原市は移住者を歓迎しているまちで、移住者に対するサポートに力を入れています。「総合支援」「子育て支援」「就業支援」「住宅支援」の4つに分けて、田原市への移住者が利用できる支援制度を紹介します。

総合支援

田原市は移住者を歓迎しており、移住者をサポートする制度が整備されています。主な支援制度は「田原市お試し移住支援補助金」と「たはら暮らし定住・移住サポーター」の2つです。

田原市お試し移住支援補助金

定住・移住と地域のデジタル活用の促進を図るため、市外の方が、市内の宿泊施設に2連泊以上のお試し移住ずる場合、宿泊費の一部とレンタカー借上料の一部を補助します。年度内に4回まで申請可能で、通算の宿泊上限数は20泊までです。市内の宿泊施設の素泊り費用に対して、期間にテレワークを行う場合、補助率は1/2以内(1人1泊当たり上限4,000円)で、テレワークを行わない場合は補助率 1/3以内(1人1泊当たり上限3,000円)などが支給されます。

※予算内で先着順のため、予算終了後は交付されません。

参考:田原市「田原市お試し移住支援補助金

たはら暮らし定住・移住サポーター

たはら暮らし定住・移住サポーターは、実際に田原市に移住してきた先輩移住者がサポーターとなり、移住に関する相談のほか、住まいや仕事など、移住後の暮らしのサポートを行います。

参考:田原市「たはら暮らし定住・移住サポーター

子育て支援

田原市では安心して子育てができるまちづくりのため、国の制度より充実した子育て支援を実施しています。田原市の子育て支援制度を見て行きましょう。

幼児教育・保育料の無償化

田原市では国の幼児教育・保育料の無償化を上回る「保育料・給食費の無償化」を独自政策として行っており、次のものが無料になっています。

  • 0歳クラスから2歳児クラスのすべての子どもの保育料(給食費を含む)
  • 満3歳児クラスから5歳児クラスのすべての子どもの給食費

※国の制度で「3歳から5歳児クラス」と「住民税非課税世帯の0歳から2歳児クラス」は保育料がかかりません。

参考:田原市「幼児教育・保育の無償化について【子育て支援施策の拡充】

児童手当の拡充

2024年10月1日から児童手当制度が改正されました。改正内容は「所得制限の廃止」「対象児童の年齢引上げ」「第1子のカウント年齢の引上げ」「第3子以降の支給額の増額」「支払月の変更」で、児童手当の支給範囲や支給額が拡充されています。

参考:田原市「児童手当

保護者、子ども同士の仲間づくり

田原市では公共施設などで、保護者同士や子どもたちのふれあいの場を提供しています。入園前の子どもとその保護者が交流できる「子育て支援センター」、保護者が情報交換したり子どもたちが遊んだりできる「子育てサークル」、保護者や子どもたちが自由に利用できる「子育てルーム一般開放」が用意されています。

参考:田原市「仲間づくり

就業支援

田原市では農業を中心とした、就業支援に取り組んでいます。就業、就農に関する費用の助成や研修などの支援制度を紹介します。

新規就農者育成総合対策事業

田原市は新規就農者育成総合対策として、これから農業をはじめる人への支援を行っています。たとえば、新規の就農をサポートするための支援金制度には、年間最大150万円・最長2年間の「就農準備金」、年間最大150万円・最長3年間の「経営開始資金」、上限額1,000万円・補助率3/4の「経営発展支援事業」などがあります。また、研修制度や相談窓口も用意しており、新しく農業をはじめる人のための支援が充実しています。

参考:田原市「田原で農業をはじめませんか

新規就農希望者の農家受入技術研修

新規就農希望者の農家受入技術研修は、新規に農業をはじめたい人が利用でき、受入登録農家を研修先として紹介してもらえます。研修では実際に農作業を行いながら、農作物の栽培技術や農業経営について学べます。研修期間は約1年です。

参考:田原市「新規就農希望者の農家受入技術研修

創業支援等事業

田原市は創業を希望する人のサポートを行っており、創業計画の策定方法や資金調達の方法などを相談できます。また、この事業の支援を受けると市から証明書が交付され、会社を設立するときの登録免許税の減免などの特例を受けられます。

参考:田原市「田原市の創業支援等事業

中小企業者総合支援補助金

中小企業者総合支援補助金は中小企業者を支援することで、創業の促進や空き店舗の解消などを図る補助金です。補助対象経費の1/2以内の補助金を受給できます。市内で創業する人に備品購入費を補助する「創業支援」、市内の空き店舗を活用するときの費用の一部を補助する「出店促進支援」、移動販売車やキッチンカーを導入する事業を支援する「移動販売導入支援」などがあります。

参考:田原市「中小企業者総合支援補助金

住宅支援

田原市では移住者の住まいに関する支援を、積極的に行っています。定住・移住のための奨励金をはじめとした、移住者が利用できる住宅支援制度を紹介します。

田原市定住・移住促進奨励金

田原市は田原市定住・移住促進奨励金制度で、移住者の住宅取得に対して奨励金を交付しています。自ら取得(権利登記)する新築住宅と建売住宅が対象で、居住用面積や取得価格、年齢などの要件があります。定められた要件を満たすと、10万~20万円の奨励金が支給されます。また、義務教育修了前の子どもがいる場合や、特定の地区に住宅を取得する場合は10万円、市内の建設業者が建築する場合は20万円が加算されます。

参考:田原市「田原市定住・移住促進奨励金

移住支援金

田原市では、東京圏から移住して市内で就業や企業をした人に、移住支援金を支給しています。ふたり以上の世帯には100万円、単身者には60万円が支給され、18歳未満の世帯員を帯同する場合は、18歳未満の者ひとりにつき30万円が加算されます。

参考:田原市「移住支援事業

空き家等活用促進事業補助金

田原市は空き家の活用を支援しており、「田原市空き家・空き地バンク」に登録された物件を活用した費用の一部を補助しています。空き家の改修、片付け、手続きにかかる費用が対象です。補助の金額は対象経費の2/1で、上限は改修費が50万円(市内業者が施工する場合は60万円)、片付け費と登録費は10万円です。

参考:田原市「空き家等活用促進事業補助金」「田原市空き家・空き地バンク

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

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