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日置市への移住で見つける理想の暮らし。夕陽に染まる東シナ海と歴史が息づくまち

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日置市への移住で見つける理想の暮らし。夕陽に染まる東シナ海と歴史が息づくまち

日本三大砂丘のひとつ吹上浜ふきあげはまに面した日置市は、美しい海岸線と東シナ海に沈む夕陽が見事なまちです。島津家ゆかりの地として、貴重な史跡なども数多く点在し、歴史が息づくまちとしても魅力があります。日置市の特徴やおすすめスポット、そして移住を検討される人への暮らしの支援について紹介します。

日置市の特徴

美しい自然と歴史が調和する日置市は、美しい海岸線と豊かな自然に恵まれ、島津家ゆかりの歴史に触れることができる魅力的な土地です。このまちでは、活気あふれる伝統行事や薩摩焼をはじめとする伝統工芸が大切に受け継がれています。日置市にはどのような特徴があるのか見ていきましょう。

吹上浜の魅力と自然環境

鹿児島県日置市

日置市は日本三大砂丘のひとつ、広大な吹上浜を有しています。吹上浜の美しい海岸線は日本一長い砂丘で、隣接するいちき串木野市から南さつま市まで約47kmにもわたる壮大な風景を見せてくれます。吹上浜へは毎年アカウミガメが産卵に訪れ、地域ぐるみで環境保全に取り組んでいます。潮干狩りや観光地引網体験など、地元の海ならではの貴重な体験も可能です。ナミノコガイやオキアサリなどの採集や実際に網を引く体験を通じて、豊かな海を肌で感じられるでしょう。

地域に息づく歴史と伝統

鹿児島県日置市

日置市は戦国武将・島津義弘の生誕地として知られ、歴史と伝統が息づいています。亀丸城跡かめまるじょうあと徳重神社とくしげじんじゃなど、島津家ゆかりの史跡が数多く残り、伊作流鏑馬いざくやぶさめ妙円寺詣みょうえんじまいりといった伝統行事が今も受け継がれています。

400年以上続くお祭り「せっぺとべ」は、若者が田んぼの中で勢いよく飛び跳ねて豊作を祈願します。日置市では地域の歴史と伝統を大切に守り、次世代に継承しています。

鹿児島市のベットタウン

鹿児島県日置市

日置市は隣接する鹿児島市のベッドタウンとしても住みやすいまちです。南九州西回り自動車道のICがあり、鹿児島ICから伊集院ICまでは約10分と鹿児島市内からのアクセスも良好です。市内の伊集院駅から鹿児島中央駅まで約20分と、通勤通学にも便利です。

日常に温泉があるくらし

日置市には宿泊施設はもちろん、気軽に立ち寄れる温泉銭湯や家族湯までさまざまな温泉が市内に点在しています。入浴料130円から楽しめる施設もあり、日常的に利用しやすいのも魅力です。

「日置市ひおき健やか憩いの湯事業」で日置市の70歳以上の市民に入浴利用券が助成され、地域住民に親しまれる温泉文化があります。

西郷隆盛も訪れたという吹上温泉や薩摩藩直轄の湯之元温泉など、歴史深い名湯がいまも人々を癒しています。

鹿児島県随一の薩摩焼産地

日置市には多くの窯元があり、個性豊かな作品を制作しています。なかでも美山みやま地区は鹿児島県でも随一の薩摩焼の産地で、作品の展示や販売だけではなく陶芸体験が楽しめる施設もあります。ガラスや木の工房などもあり、クラフトの街としての一面も持っています。

毎年10月~11月初旬に開催される「美山CRAFTWEEK(旧美山窯元祭り)」では、工芸品の割引販売や陶芸体験などさまざまなイベントが催され、多くの人々でにぎわいます。

日置市のおすすめスポット

歴史や伝統、自然の神秘など、日置市ではさまざまな魅力を感じられる、おすすめのスポットが多数あります。なかでも選りすぐりのスポットを紹介します。

大汝牟遅神社

鹿児島県日置市

歴代島津家の尊崇を受けた大汝牟遅神社おおなむちじんじゃは、鮮やかな赤塗りと美しい彫刻が特徴的な神社です。島津義久も観覧したという伊作流鏑馬は現代にも受け継がれ、毎年11月23日に行われます。

鹿児島県日置市

参道には鹿児島県指定の天然記念物「千本楠」があり、樹齢800年以上の大楠がまるで寝ている龍のように連なって力強く天空へ向かって伸びています。近年ではパワースポットとしても人気を集めています。

江口浜海浜公園

鹿児島県日置市

江口浜海浜公園は吹上浜初の人工ビーチをはじめ、トイレやシャワー棟、イベント広場などが備わった公園です。管理棟ではカヤックやSUPの貸し出しがあり、手軽に海のアクティビティが楽しめます。

隣接する物産館・江口蓬莱館では、特産品の購入や江口漁港直送の海の幸を使ったお弁当なども販売しています。夕方には東シナ海に沈む、美しい夕陽の鑑賞スポットとしても知られています。

洗川あじさい園

鹿児島県日置市

毎年6月に見ごろを迎える洗川あれごあじさい園は、約30種類、約500株ものあじさいが色とりどりに美しく咲き誇ります。無料開放されており、多くの人を満開のあじさいが魅了しています。

美山陶遊館

薩摩焼の里・美山にある美山陶遊館は、伝統的な薩摩焼の技法を取り入れた陶芸を体験できる施設です。ろくろや手びねりなどを通して、陶芸の面白さを楽しめるでしょう。

7種類の釉薬ゆうやくから色を選んで、自分のお気に入りの作品をつくれます。ま館内には伝統的な薩摩焼と現代の暮らしが融合した、多くの作品が展示されており、購入も可能です。

黒川洞穴

黒川洞穴くろかわどうけつは縄文時代から平安時代まで使われた、貴重な遺跡です。洞穴内からは縄文時代の土器や石器、貝製品、動物の骨などが発見されています。神秘的な雰囲気を感じたい方におすすめスポットです。

日置市の移住支援制度

日置市は移住を考える方向けに「ひおきカメカメ団 住んでみ隊」を設け、移住者を積極的に歓迎しています。鹿児島市に隣接する日置市は、優れたアクセスによる買い物のしやすさ、暮らしやすさが魅力です。子育てなど日置市による、さまざまな支援を紹介します。

子育て支援

日置市は子育て世帯をサポートするため、さまざまな支援事業を実施しています。子どもの医療費助成など経済的負担を手厚くサポートしており、子育てのしやすい環境を整えています。

子ども医療費助成事業

日置市では子どもの健康を守るため、医療費助成事業を実施しています。対象は市内に住む中学校卒業までの子どもで、県内の医療機関で資格証を提示して自己負担分を支払うと後日指定口座に助成金が振り込まれます。

参考:日置市「子ども医療費

マタニティボックス配布事業~ひおきコウノトリ便~

新たに赤ちゃんが誕生した家庭に「マタニティボックス」をプレゼントしています。このボックスは、育児に必要なアイテムが入ったスターターキットで、子育て世帯に寄り添い、応援する想いが込められています。なかにはベビースタイや肌着、絵本、お食い初め用の薩摩焼など、育児に役立つ品々がそろっています。

参考:日置市「マタニティボックス配布事業~ひおきコウノトリ便~

ひおきっこ出産・子育て応援事業

日置市では妊娠中から子育て期まで切れ目なくサポートする「ひおきっこ出産・子育て応援事業」を実施しています。この事業では妊娠届出時に5万円、出産後にはひとりにつき5万円が支給されます。また、相談支援では妊娠初期から出産後まで、定期的に面談の機会を設けています。

参考:日置市「ひおきっこ出産・子育て応援事業

日置市子育て短期支援事業(ショートステイ・トワイライトステイ)

日置市子育て短期支援事業はショートステイとトワイライトステイのふたつの支援を行っています。ショートステイは保護者が病気や育児の疲れ、冠婚葬祭などで育児ができない場合に、子どもを一時的に預かる支援です。トワイライトステイは仕事やそのほかの理由で、夜間や休日に家を空ける際に利用できます。対象は市内に住む18歳未満の健康な子どもです。

参考:日置市「日置市子育て短期支援事業(ショートステイ・トワイライトステイ)

就業支援

日置市は新規創業者や農林漁業への就業を支援する事業を展開しており、移住者の新たな挑戦を後押ししています。日置市の新生活へのサポートを紹介します。

日置市新規創業者スタートアップ支援事業費補助金

日置市には新しく事業をはじめる人への補助金制度があります。対象は市内で新事業を立ち上げる中小企業で、店舗の改装や宣伝費用が補助されます。最大で50万円まで支援が受けられます。

参考:日置市「日置市新規創業者スタートアップ支援事業費補助金

日置市農林漁業新規就業支援事業費補助金

日置市農林漁業新規就業支援事業は、農業、林業、漁業で新しく働く人を支援する制度です。対象は50歳以下で、市内に住み、研修後5年以上その仕事に従事する人です。単身なら月12万円、夫婦は18万円の生活費、さらに家賃1.5万円が補助されます。研修は農業は日置市農業公社、林業はかごしま森林組合、漁業は地元漁協が行います。

参考:日置市農林漁業新規就業支援事業費補助金交付要綱

住宅支援

移住を検討するとき、移住先の環境を知ることは大切です。日置市ではお試し居住体験ができるほか、空き家の改修や住宅取得に対する支援も充実しています。

お試し住宅カメハウス

日置市では移住を検討緒している人のために「カメハウス」というお試し住宅を用意しています。市内に5カ所ある施設で、日置市の雰囲気や暮らしをリアルに体験できます。利用には「ひおきカメカメ団住んでみ隊」への登録が必要です。宿泊費は1泊3,000円からで、食費や交通費、生活消耗品は自己負担です。

参考:日置市「オススメはお試し滞在!お試し住宅カメハウスを紹介します!
参考:ひおきと「暮らし体験のご案内

過疎地域移住定住促進事業費補助金

日置市には過疎地域への移住者を支援する補助金制度があります。市外からの移住者で、対象の地区で住宅取得やリフォームをする人が対象です。補助金は基本20万円で、条件に応じて加算されることもあります。補助金を受けるには、居住地の自治会への加入や5年以上の居住などの条件があります。

参考:日置市「【移住して定住される方へ】過疎地域移住定住促進事業費補助金(市外転入者向け)

空き家改修事業費補助金

日置市では、空き家を改修して利用する方向けの補助金制度があります。対象は20年以上経過した空き家を定住や借家などで利用する個人や法人で、事前に計画書を提出して承認を受ける必要があります。補助金は改修費用の3分の1以内で、上限額は10〜30万円です。

参考:日置市「【空き家を活用しませんか】空き家改修事業費補助金

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

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