奈良県橿原市へ移住!住み心地抜群の橿原市の魅力と支援制度を紹介します
奈良県で2番目に人口が多い橿原市は、日本書紀で「日本建国の地」とされている歴史ある場所です。仕事をする人や子育て中の世代が多く住み、就業や子育てに嬉しい制度が充実しているなど、移住者の受け入れにも積極的です。交通利便性がよく、大型商業施設なども充実しています。その住みやすさは折り紙つきです。
もくじ
橿原市の特徴、暮らしやすさの理由とは?
橿原市はその交通利便性の高さや商業施設の充実度などから、生活に必要なものが揃いやすいのが魅力です。市内は平坦な土地が多くて自転車でも移動しやすいうえに、公共施設や文化財を巡るバスも走っているので、自家用車がなくても生活に不便さは感じません。
近隣のまちと比べて家賃も比較的安く、移住にとても向いているまちです。
ターミナル駅が市内にふたつ!県内屈指の交通利便性
橿原市には複数路線が乗り入れており、近鉄大和八木駅と近鉄橿原神宮前駅のふたつのターミナル駅があります。京都駅へは特急に乗れば一度も乗り換えることなく、約50分で到着します。大阪難波駅へも大和八木駅からは約30分です。
橿原市内でも生活に必要なものは十分揃いますが、いざというときに大都市に出やすいのは大きなメリットです。
手ごろな家賃で住まい選びに幅広い選択肢
橿原市に住むメリットのひとつに、家賃の手ごろさがあります。奈良市と比べて5千~1.5万円ほど安く、大阪市の3分の1程度です。東京都と比べると5分の1ほどしかかかりません。物件数も周辺自治体と比べると比較的多いので、理想の住まいを見つけやすいでしょう。
家賃を抑えた分は趣味を充実させたり、ときどき贅沢な買い物をしたりして、生活の質向上につなげられます。
車がなくても住みやすい!平坦な土地で自転車移動も楽々
橿原市は奈良盆地の中南部にあるまちで、平坦な土地が多いのが特徴です。そのため自転車移動が有効で、日常生活だけでなく休日のサイクリングも楽しめます。市内にはコミュニティーバスが運行しており、170円(小学生は90円)で利用可能です。さらに、65歳以上は年齢が確認できる証明書を、学生は学生証を提示することで土日祝に限って90円で乗車できます。
買い物に便利!大型ショッピングモールや百貨店が充実
橿原市は商業施設が充実しています。大型ショッピングモールのイオンモール橿原や近鉄百貨店橿原店は、近隣に住む人でにぎわっています。大型駐車スペースを持つ産直市場よってって 橿原店や全国最大級の直売場面積のまほろばキッチン橿原店もおすすめです。近隣の農家から、直送の野菜や果物などが並びます。
もちろん、スーパーや商店街もあり、よいものを求めてお店をはしごする楽しみ方もできるでしょう。
【子どもも大人も楽しめる】橿原市のおすすめスポットをご紹介
橿原市には歴史的な文化財があるだけではなく、子どもたちも楽しめるスポット、四季折々の花が楽しめる穴場など、隠れた魅力もあります。奈良県の観光スポットとしては、それほど知名度は高くありませんが、その代わりゆっくりと楽しめる場所ばかりです。
橿原神宮
第一代天皇である神武天皇とその皇后に所縁のある格式高い神社です。神武天皇が長寿であったことと強運の持ち主であったことから、橿原神宮は開運や健康長寿のご利益があるといわれています。
橿原神宮のそばには神武天皇の眠る御陵「畝傍山東北陵(うねびやまのうしとらのすみのみささぎ)」があり、天皇皇后両陛下が即位された折に参拝されたことでも話題になりました。
今井町
江戸時代の町屋が立ち並び、タイムスリップしたような気分が味わえるのが今井町です。ときが止まったかのような街並みですが、「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されていますが、現在も多くの人が住んでおり、醤油屋さんや酒蔵が残るほか、近年は町屋を改装したおしゃれなカフェや雑貨店も増えて、1日中まち歩きを楽しめます。
一部の町屋は見学可能です。広い土間や木のはしごで登る屋根裏部屋、罪人を閉じ込めたいぶし牢など、貴重な文化財を間近で見られます。
橿原市立子ども科学館
親子で楽しみながら科学を学べるスポットです。館内には宇宙・電気と磁石・光と音・力のはたらきなどのゾーンがあり、体を動かしながら五感で科学の不思議や面白さを感じられます。屋内の施設なので、雨の日でも安心です。
おすすめはスペースシップシミュレーターです。機長1名とクルー4名で宇宙飛行船に乗り、ミッションをクリアしながら地球を目指します。月替わりでいろいろな実験をする実験工房も人気です。
幸せの黄色いポスト
橿原神宮前駅の中央口前に、人の目をひきつける黄色いポストがあります。橿原市と宮崎市が姉妹都市となって50周年を記念して、2016年に設置されました。いま一般的に使われているポストより、ひと昔前のレトロなデザインが懐かしさを感じさせます。
このポストから手紙を投函すると、相手にも幸福が届くといわれています。橿原市へ移住したら、このポストから転居の報告を葉書で送るのも素敵です。
藤原宮跡
平城京のひとつ前の都である、藤原京の中心にあった宮殿跡です。当時の建物は一切残っていませんが、四季を感じられるスポットとして知られています。桜や菜の花、ハスの花やコスモスが春から秋にかけて楽しめます。特に、夏に咲くオレンジのキバナコスモスが終わると、秋には濃淡さまざまなピンク色のコスモスが一面を覆い尽くし、その色の大変身は圧巻のひと言です。橿原市に住む人にとって、最高の散歩コースです。
【多方面から充実サポート】橿原市の移住支援
橿原市は子育て、就業、住宅ともに手厚い支援制度があり、住む人を多方面からサポートしています。移住の受け入れにも積極的で、移住促進サイトで情報発信をしていたり、移住予定の人にも利用できる制度の整備がされていたりします。
参考:橿原市移住促進サイト
子育て支援制度
働き盛りの世代が多く住む橿原市では、仕事をしながら子育てができる体制が整っています。子育ての悩みや不安を相談する窓口も多く、仲間を見つける場も多いので、ひとりで抱え込まずに安心して子育てができるでしょう。市が運営する「子育て応援サイト」にも、役立つ情報がたくさん載っていて便利です。
参考:橿原市 子育て応援サイト
子育て全般の相談窓口
橿原市では子育ての不安を気軽に相談できる窓口が充実しています。相談内容によって窓口が異なり、次のものを用意しています。
- すこやか子ども相談
- 子ども・保護者向け教育相談
- こども家庭相談ダイヤル
- 学校生活・家庭生活に関する相談
対象は妊婦さんから18歳までの子どもや保護者、発達からいじめ、不登校の悩みなど、さまざまな悩みに対応しています。
参考:橿原市「子育て全般の相談窓口」
市立保育所一時預かりとショートステイ・トワイライトステイ
市立保育所一時預かりは保護者の仕事や入院などで保育が困難なとき、市立保育所で一時的に子どもを預かる制度です。
緊急で一時的に預かりが必要になった場合には、ショートステイ(短期入所生活援助事業)やトワイライトステイ(夜間養護等事業)が利用できます。ショートステイは短期的に実施施設で子どもを保護し、生活指導、食事の提供を行います。トワイライトステイは平日夜間と休日に対応しています。
参考:橿原市「一時預かり」
参考:橿原市「ショートステイ・トワイライトステイ」
離乳食教室
生後4カ月ごろの子どもとその保護者を対象に、離乳食の進め方やつくり方について学べます。実物の道具や離乳食を用いて説明するため、初めて子育てをする人にも安心で、学びの多い教室です。わからないことにはいつでも電話で相談できるのも嬉しいところです。
教室には親子で参加でき、親子同士の交流の場にもなります。
参考:橿原市「離乳食教室」
こども広場
0歳から小学校入学までの子どもを持つ親子が交流するなら、こども広場がぴったりです。おもちゃが充実している遊び場で、専任の保育士も常駐しています。利用時間は9時~12時と13時30分~16時30分で、来館から2時間利用できます。年末年始(12月29日~1月3日)を除いていつでも開所しており、予約は不要です。近くに市営の駐車場や駐輪場もあり、気軽に利用できます。
参考:橿原市 子育て応援サイト「こども広場」
開業・就農支援制度
新しく開業をしたい、農業をはじめたいという人を支援する制度が用意されています。移住を機に新しいことへチャレンジしたい人にとって、橿原市は心強いまちといえるでしょう。
新規就農者経営発展支援事業
橿原市内で新しく農業に従事する人向けの支援事業です。機械(軽トラを除く)の購入やリース料、家畜導入などの導入にかかる費用の支援を受けられます。
農業を軌道に乗せるには、就農計画や農地の確保などの多くの課題があります。橿原市農政課や橿原市農業委員会などでも相談を受け付けているため、積極的に活用しましょう。
参考:橿原市「新規就農者経営発展支援事業について」
橿原市起業等スタートアップ補助金
市内の空き店舗を利用して新規開業を考える人に、改修費用などを補助する制度です。新分野に事業拡大したい人も利用できます。
補助対象は改修工事費や広告宣伝費、備品購入費。その合計額の1/2(上限50万円)が補助金として支給されます。申請に必要な書類は多岐にわたるうえ、予算に達し次第終了してしまうため、早めの準備がおすすめです。
参考:橿原市「橿原市起業等スタートアップ補助金」
住宅支援制度
橿原市は手ごろな家賃と物件数の多さが魅力なので、移住をきっかけに理想の住まいを見つけたい人にはぴったりのまちです。移住する人向けの相談窓口や支援金制度が充実していて、実際に移住した人に話を聞ける場もあります。移住に迷いがある人には、お試し制度の活用もおすすめです。
参考:橿原市移住促進サイト
移住コンシェルジュの移住相談
橿原市では、移住コンシェルジュが移住に関する相談に対応しています。電話での問い合わせも可能ですが、おすすめはオンライン移住相談です。
電話、メール、申し込みフォームのいずれかで申し込んで日程を決めたら、移住コンシェルジュに直接相談できます。通信費はかかりますが、相談自体は無料です。移住に関する疑問を気軽に聞けるでしょう。
参考:橿原市「移住コンシェルジュ」
橿原市移住支援金、結婚新生活支援補助金
橿原市移住支援金は、東京圏から橿原市へ移住する人が奈良県が運用しているマッチングサイト掲載の対象求人に就業した場合や、起業支援金の交付対象者に支援金が支給される制度です。支給額は単身での移住で60万円、世帯での移住には100万円となっています。
さらに結婚を機に橿原市で暮らす夫婦には、結婚新生活支援補助金制度で最大30万円を支給します。住宅を取得する場合は一定条件を満たせばフラット35(地域連携型)が利用でき、運用金利から0.25%(当初10年間)が引き下げられます。
参考:橿原市移住促進サイト「橿原市移住支援金」
参考:橿原市「令和6年度 橿原市結婚新生活支援補助金のお知らせ」
今井まちなみ再生ネットワーク、八木まちづくりネットワーク
今井町や八木札の辻周辺地区は、歴史的景観が残る特別なエリアです。貴重な文化財でもある町屋に住みつつ、まちづくりに携わりたい人は今井町なみ再生ネットワークや八木まちづくりネットワークに相談してみましょう。
課題となっている空き家問題に取り組み、地元に住まう人と移住した人とで力を合わせて町おこしのイベントや移住者交流会などを開催しています。仲間づくりにも最適です。
参考:NPO法人今井まちなみ再生ネットワーク
参考:NPO法人 八木まちづくりネットワーク
橿原市移住希望者お試し滞在補助金
橿原市移住希望者お試し滞在補助金は、移住前に橿原市の暮らしを体験したい人にぴったりの制度です。宿泊場所の制限や補助対象となる経費について細かな条件はありますが、2泊3日以上の滞在で最大6万5千円(ふたりで利用する場合)の補助金が支給されます。
橿原市の各スポットを巡ることも条件のひとつですが、歴史的な観光スポットはもちろん、スーパーや公園、図書館などの実際の生活で使いたい施設も対象です。橿原市の暮らしを実感できるのでおすすめです。
参考:橿原市移住促進サイト「橿原市移住希望者お試し滞在補助金の申請を受付しています!」
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