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北上市へ移住する魅力とは?住みよさと充実した支援制度を紹介

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北上市へ移住する魅力とは?住みよさと充実した支援制度を紹介

北上市は岩手県内陸の中央に位置する、農業と工業のまちです。北上市のよいところは、都市的な暮らしだけではなく、郊外の穏やかな生活や田舎暮らしができることでしょう。エリアによってさまざまな生活を送れるため、近年移住者が増えています。この記事では、北上市のまちの特徴とおすすめスポット、移住に役立つ支援制度を紹介します。

北上市の特徴

岩手県北上市は、古くから交通の要所として栄えてきました。都市としての発展を続けてきたものの、北上市にはいまもなお豊かな自然や独自の文化が残っており、四季折々の変化を楽しめます。ここでは、北上市の住みやすさの理由とまちの特徴について解説します。

都市と田舎のよさのハイブリッドで暮らしやすい

北上市は人口92,000人のまちで、工業と農業が主力産業です。工業集積地であるため昼間人口が多い北上市は、日中は活気があるものの夜は静かで過ごしやすいまちです。生活拠点よって、理想的な移住生活を送れます。市内中心部は都市的な暮らしですが、都会では感じられないゆったりとした空気感が漂っています。対して郊外に住めば悠々自適な、田舎暮らしを楽しめるでしょう。都市と田舎の両面を持っている北上市であれば、一人ひとりに合った暮らしやすい移住生活を送られます。

交通の便が良く他の地域へのアクセスが良好

岩手県北上市

地方でありながらもほかの地域へのアクセスがよいことが、北上市の強みです。東北新幹線の停車駅・北上駅には、1時間に平均2、3本の新幹線が停車します。新幹線を利用すれば仙台市へは50分、東京駅へは3時間足らずと、都市へのアクセスが良好です。市内のすぐそばを東北自動車道が走っており、ほかの都道府県への往来が容易です。北上氏は岩手県中央という立地のため、東北各県へ行きやすいのです。

北上市内から約20kmの位置にある、いわて花巻空港からは大阪の伊丹空港や名古屋の小牧空港、神戸空港や福岡空港、新千歳空港への路線が毎日運行しています。北上市はさまざまな交通手段が発達していて、多くの都市への利便性が非常に高いまちなのです。

四季折々の季節のスポーツを楽しめる

北上盆地のほぼ中央に位置する北上市は、豊かな森や川がまちのすぐそばにあり、地形を活かしたスポーツも盛んです。夏油高原スキー場や豊かな自然を活かしたキャンプ場やグランピング施設のほか、整備されたウォーキングコースやサイクリングコースなどがあります。

四季折々のアウトドアスポーツを楽しめる環境が整っていることも、北上市に移住する魅力のひとつです。 

北上市のおすすめスポット

工業や農業で有名な北上市ですが、実は四季折々の美しい名所があるまちで、東北の原風景を感じられる魅力的な場所がたくさんあります。そんな北上市のおすすめスポットを紹介します。

みちのく民俗村

岩手県北上市

みちのく民俗村は、茅葺き屋根の民家を移築復元させた野外博物館です。伝統的な村の雰囲気を楽しめるみちのく民俗村では、江戸・明治時代の建物がそのまま残されており、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。市街地からも近く、休日をゆったりと時間を過ごせる癒しの場所です。

夏油高原

岩手県北上市

北上市の西側にある夏油げとう高原の魅力は、年間を通してアウトドアスポーツを楽しめるところです。夏油高原は標高が高いことから夏場は避暑地として有名で、猛暑の夏でも快適にキャンプができます。熱気球体験やSUP体験などのアクティビティも充実しており、子どもから大人まで楽しめます。

秋は紅葉狩りと旬のグルメを楽しめ、冬から春にかけてはスキーやスノーボードができます。夏油高原は全国有数の積雪量であるうえに雪質もよく、ゴールデンウィークまでウィンタースポーツを楽しめます。夏油高原の近隣には風情あふれる秘湯もあるため、アクティビティで疲れた体を癒してくれるでしょう。

北上市立公園展勝地

岩手県北上市

展勝地てんしょうちは北上駅の近くにある都市公園です。北上川沿いにある展勝地は桜の名所として有名で、「さくらの名所100選」「みちのく三大桜名所」のひとつになっています。見どころは2kmにわたる桜並木で、さくらまつりの期間中には桜並木とともに大小さまざまな150匹のこいのぼりが北上川を泳いでいる姿が見られます。

北上市の移住支援制度

かつての北上市は伊達藩と南部藩の境目の地域で、両藩の交流が多く文化が入り混じる場所でした。いまも誰にでもオープンな文化を合言葉にまちづくりをしていて、移住者を受け入れる風土が強く、さまざまな移住支援制度が存在します。ここでは北上市の子育て支援や就業支援、住宅支援について解説します。

子育て支援

北上市の子育て支援は、妊産婦や子どもの医療費助成などの経済的支援だけでなく、働きながら子育てをしていて時間を確保できない家庭へのサポートも手厚いことが特徴です。きめ細やかな子育て支援の環境が整っている、北上市の子育て支援制度を紹介します。

子ども医療費助成事業

北上市では子どもの医療費助成が行われています。助成される費用は、医療機関を受診した際における保険診療の医療費自己負担分です。対象になるのは、出生してから18歳になった日以降の最初の3月31日を迎えるまでの子どもであり、健診や予防接種、入院時の食費以外の保険適用外となっています。北上市では産まれてから高校生の最後の年まで医療費が助成されるため、安心して子育てができるでしょう。

参考:北上市「子ども医療費助成事業のご案内

ファミリーサポート事業、産後サポート事業

北上市には家事や育児、子育てを支援するファミリーサポート事業と、産後サポート事業というふたつの事業があります。ファミリーサポート事業は、児童の預かりをしてくれる事業で、保育所や幼稚園の登園前後の時間や、学童保育所の保育終了後、学校の放課後が主な内容となっています。産後サポート事業では新生児の沐浴の介助のほか、食事の準備・片付けや洗濯、掃除などの支援を受けられます。曜日と時間帯によって異なりますが、いずれのサービスも1時間500円から800円で利用が可能です。

育児で家事に手が回らない人や、仕事で忙しい人でも利用しやすいことが特徴です。仕事や家事で忙しい共働き世帯にとって、とても助かるサービスでしょう。

参考:北上市「ファミリーサポートセンター

子育て情報に関する行政の取り組み

子育てに力を入れている北上市では、子育てに関する行政支援に関する情報に対して簡単にアクセスできるように、すくすく子育てお助けサイトを運営しています。サイトは見やすくレイアウトされており、カテゴリ分けもわかりやすく、必要な人が必要な情報にアプローチしやすいよう工夫されています。子育て世代がタイムリーな情報を受け取れるように、公式LINEによる発信も行っています。

公式LINEからは子育てに関する情報や相談のほか、子育てサービスの予約や手続きなどもでき、非常に便利なサービスとなっています。

参考:すくすく子育てお助けサイト

就業支援

北上市は岩手県外のU・Iターン就職を支援する環境が整っており、土地勘がない人でも就職相談や就業の支援を受けられます。工業集積地のため仕事も多く、さまざまな仕事を見つけられるでしょう。ここでは北上市で行われている就業支援を紹介します。

ジョブカフェさくら

北上市の就労支援機構 ジョブカフェさくらでは、就労相談や応募書類の作成支援、適職診断などのサービスが受けられます。合同就職相談会やキャリアやライフプランに関するセミナーも頻繁に開催しています。LINEで相談もできるため、育児や仕事などで忙しい人は足を運ばずに利用できます。

参考:北上市「就労支援機関 ジョブカフェさくらをご利用ください

就職活動の交通費等の支援

北上市では県外居住者のU・Iターン就職のために、県内企業への就職活動にともなう交通費と宿泊費の支援を行っています。交通費は東北地区の居住者で5,000円、東北地区以外では10,000円です。対象となる就職活動は、指定された就職マッチングフェアやインターンフェア、県内企業へのインターンシップや採用・面接試験です。支給回数は年度でひとり2回までの制限があるものの、北上市への就職活動の助けになるでしょう。

参考:ふるさといわて定住財団「就職活動交通費の支援について

住宅支援

北上市では空き家の購入に対する補助を行っています。ここでは、北上市の空き家対策事業の概要を説明します。

北上市移住支援金
北上市は、岩手県と共同で東京23区へ在住または、東京圏から23区内へ通勤していた方が、北上市へ移住し、県が開設しているマッチングサイト掲載企業への就業や起業をした場合、一人世帯の場合は60万円、二人以上の世帯は100万円を支給しています。加えて、18歳未満の者1人につき100万円が加算されます。

参考:北上市「移住支援金で北上市へ移住しませんか【北上市移住支援金】

北上市空き家バンク

利活用したい空き家所有者と北上市内で中古物件を探している人を結びつけるため、北上市では空き家バンク事業を行っています。

参考:北上市空き家バンク

北上市空き家対策事業補助

北上市では空き家対策事業として、若者世代または移住者の空き家物件の取得にかかる費用の一部を補助しています。対象になるのは、北上市空き家バンクに登録されている物件であり、取得費用の半額が補助されます。

補助の上限額は30万円(18歳未満の子どもと同居する世帯は50万円)で、取得する住宅に5年以上居住することなどの条件があります。北上市への転入を予定している人や移住してから4年以内であれば補助の対象となるため、利用しやすい制度でしょう。

参考:北上市「空き家の解体、改修、整備、取得の費用を補助します

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

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