茨城県水戸市は移住におすすめ!水戸市の魅力や移住支援制度を紹介
「地方へ移住したいけれど、どこがいいのか」と悩む人におすすめなのが、茨城県水戸市です。水戸市は住めば住むほど魅力を感じられる、素敵な街です。水戸市の魅力からおすすめスポット、移住支援制度などを紹介します。
もくじ
水戸市の特徴
水戸市は東京から約100km離れた茨城県の県庁所在地です。市には那珂川が流れ、那珂川の水門だったことが地名の由来という説もあります。
また、徳川御三家のひとつとしても有名で、水戸徳川家のお膝元として栄えた都市でもあります。
都会的・自然的な暮らしが楽しめる
水戸市は県庁所在地だけあり、買い物を楽しめる施設がそろっています。百貨店や北関東有数の大型ショッピングモールなどがあり、買い物に困ることはありません。そんな都会的な面だけでなく、近くには海や山などの自然も豊富にあり、アウトドア生活を思いきり楽しめる面もあります。
都会と自然、どちらも楽しめるのが、水戸市の大きな魅力です。
スポーツや音楽などのイベントがたくさん
水戸市はスポーツも盛んで、サッカーでは水戸ホーリーホック、バスケでは茨城ロボッツといったプロチームが存在します。試合自体はもちろん、試合ごとに楽しいイベントもあり、老若男女が楽しめるようになっています。
音楽では世界的指揮者・小澤征爾氏が館長を勤めていた水戸芸術館があり、いまでも多くのコンサートが開かれています。
スポーツと音楽、どちらも楽しめるのも、水戸市の魅力的なポイントです。
子どもの教育に力を入れている
水戸市は茨城県のなかでも、特に教育環境が整っている市です。子育て世帯の経済負担の軽減を図ったり、中学校の給食費を無償化したりなど、子育てに関する経済的負担を少なくしようと取り組んでいます。
また、教育施設も豊富で、幼稚園から高校、大学まで多くの施設があり、特に高校の数は県内でも最多となっています。
少子化の時代だからこそ、子どもたちの未来を考えて市政を行ってくれるのは頼もしいポイントでしょう。
水戸市のおすすめスポット
水戸市は徳川家ゆかりの土地として、歴史もあり文化財も多い都市です。そのほかにも、緑が多く、自然に触れ合えるスポットも多くあります。水戸市のおすすめスポットを紹介します。
偕楽園
水戸の偕楽園は金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられ、多くの観光客で賑わっています。梅の名所として知られ、およそ100種類、3,000本の梅が植えられています。毎年2~3月に水戸の梅まつりが開催され、夜にライトアップする夜梅祭や水戸納豆早食い世界大会など、さまざまなイベントが行われています。
弘道館
弘道館は1841年に徳川斉昭公によって建てられた藩校で、近世日本の教育遺産群として日本遺産に認定されています。藩士たちは弘道館で、儒学や国学をはじめ、武術や医学、天文学、蘭学など幅広い分野の学問を学んでいました。
偕楽園と並ぶ梅の名所で、2~3月には多くの観光客が訪れます。
千波湖
千波湖は偕楽園の下に広がる湖で、「水の都」水戸のシンボルとも云われる湖沼で、湖を中心に整備された千波公園は観光スポットとして、多くの市民や観光客に親しまれています。湖の周囲は約3キロあり、周回コースでウォーキング、ジョギングが楽しめます。
近くには複数のお茶屋があるため、家族や友人とお茶を楽しむのもおすすめです。
七ツ洞公園
七ツ洞公園は水戸市の北西にあり、豊かな緑と水を利用したイギリス式庭園です。イギリスから輸入した建物が設置されており、散歩するだけでまるでイギリスの庭園を歩いているような気分になれます。
映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地として知られています。
水戸黄門まつり
県下最大級の夏祭りといえば、3日間で約100万人を動員する水戸黄門まつりです。期間中はさまざまなイベントが開催され、千波湖畔の花火大会、日本最大級の「水戸ふるさとみこし」を担ぐみこし渡御、提灯で街を彩る水戸黄門提灯行列など、見どころが満載です。
水戸市の移住支援制度
移住を検討するときに大きなポイントになるのが、移住先の支援制度です。メリットが大きいほど、移住先をより魅力的に感じられるでしょう。
水戸市では移住者に嬉しい、さまざまな制度を設けています。水戸市の移住支援制度を紹介します。
子育て支援
子育て世代には、充実した子育て支援が気になるところ。移住先がしっかりした子育て支援を行っていれば、親としても安心できるでしょう。
水戸市では未来への投資プロジェクトとして、子育て支援の強化を図っており子育ての支援制度が整っています。
子育て支援・多世代交流センター
水戸市では子育てをしている人のための、子育て支援センターを設けています。広々としたプレイルームやお遊戯室などはもちろん、親子向けのイベントも毎日のように行われています。土日も開放しているのが嬉しいポイントで「移住したばかりで土日に遊ぶところがわからない」という人にも安心です。
産前産後支援センター「すまいるママみと」
移住先で出産する場合「なにかあったら、どこに頼ればよいのだろう」という不安もあるでしょう。そんな人に安心を提供してくれるのが産前産後支援センターです。
水戸市では妊娠中から産後1年未満の妊婦さん・産婦さんに対する、保健師や助産師の電話、訪問相談や、医療機関での産後ケアを行っています。専門家からアドバイスやフォローをもらえるのは、非常に助かります。
参考:水戸市子育てナビみとっこ1丁目「産前産後支援センター「すまいるママみと」」
水戸ファミリー・サポート・センター
「用事で出かけたいけど、子どもを預けられる場所がない」など、困ったときに助かるのが、水戸ファミリー・サポート・センターです。
有償ボランティアの協力会員が利用会員の手助けをしてくれる制度で、子どもの送り迎えや子どものお預かりなどをしてくれます。1時間700円とリーズナブルに利用することができます。
参考:水戸市子育てナビみとっこ1丁目「水戸ファミリー・サポート・センター」
みとっこ子育て応援アプリ
子育て施設や教室などの情報が知りたいという方におすすめなのが「みとっこ子育て応援アプリ」です。
このアプリひとつで子育て情報や予防接種の日程、休日・夜間診療の情報など、ためになる情報が一度にわかるようになっています。
移住先の子育て情報をまとめて知りたいという人にとって、非常に便利なアプリです。
参考:水戸市子育てナビみとっこ1丁目「みとっこ子育て応援アプリ」
就業支援
移住にあたって切り離せないのが就業問題です。水戸市では移住してきた人に向けて、安心して生活ができる就業支援を用意しています。
水戸市移住支援事業
水戸市では東京23区等から移住し、特定の企業に就職または起業した人に対して、移住支援金を支給しています。
単身者は60万円、2人以上世帯なら100万円が支給されます。18歳未満の子どもひとりにつき100万円の加算も受けられるため、家族で移住するときの強い味方になるでしょう。
参考:水戸市「令和6年度 水戸市移住支援事業について」
いばらき就職支援センター「ジョブカフェいばらき」
移住先で仕事を見つけられるか不安な人におすすめなのが「ジョブカフェいばらき」です。茨城県が運営する職業紹介所で、誰でも無料で登録できます。水戸市にセンターがあり、就職相談、職業紹介、適性診断、キャリアカウンセリング、セミナー等、求職者の就職までをワンストップで支援しています。
参考:いばらき就職支援センター
いばらき就職チャレンジナビ
茨城県が運営する就業支援サービスです。求人マッチングのほか、移住者に支援金が支給される移住支援金対象求人などを紹介しています。
さらに、AI就職マッチングでは、質問に答えるだけで相性のよい企業を紹介してくれます。
水戸市移住相談
水戸市では移住相談を行っており、窓口、電話、オンラインで相談に応じています。くらしや住まいの他、移住先での就職についても相談に乗ってくれるため、転職を含めた移住を検討している人は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
参考:水戸市移住サイト水戸暮らし「水戸市への移住のご相談・お問合せ」
住宅支援
移住にあたって、なによりも大切なのは住環境です。納得のできる物件を見つけられなければ、なかなか移住の決断はできないでしょう。水戸市ではさまざまな住宅支援を行っているため、移住を検討している人はチェックしてみてください。
水戸市空き家バンク制度
空き家・空き地を有効活用して、空き家等の発生抑制、良好な住環境の確保、移住・定住の促進と地域活性化を目的に、水戸市空き家バンク制度が運営されています。所有者から申込のあった空き家・空き地の情報を、利用したい方に紹介する制度です。
参考:水戸市「水戸市空き家バンク制度の運営を開始しました」
水戸市子育てまちなか住宅取得補助金
水戸市子育てまちなか住宅取得補助金は、まちなかの賑わい創出、コミュニティの維持・形成を目的とした制度です。
子育て世帯の方が対象地域で住宅を取得すると、補助金を支給するほか、住宅ローンのフラット35の借り入れ金利を当初一定期間引き下げられるなどの支援を受けられます。
参考:水戸市「水戸市子育てまちなか住宅取得補助金」
水戸市安心住宅リフォーム支援事業金
中古住宅を購入しての移住を検討している人は、水戸市安心住宅リフォーム支援事業金の利用も検討してみましょう。対象となるリフォームを行うと、最大で10万円の交付が受けられます。
参考:水戸市「水戸市安心住宅リフォーム支援補助金」
この記事の編集者
リビンマッチ編集部
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