移住するなら愛知県豊橋市!生活満足度が高いのはなぜ?魅力と支援制度を紹介
愛知県豊橋市は愛知県の南東部にあり、東京と大阪のほぼ真ん中に位置しています。温暖な気候で豊かな自然に囲まれている一方、市内には東海道新幹線をはじめとした6線が集まっているので、交通の利便性が高いことが特徴です。そんな愛知県豊橋市の魅力、おすすめスポット、移住に関連する支援制度を紹介します。
もくじ
愛知県豊橋市の特徴
移住先として魅力的な豊橋市の特徴を、厳選して紹介します。どのような特徴があるのかを知って、移住するときの検討材料にしてください。
農業大国
豊橋は平坦な地形で、穏やかな気候であることが特徴です。豊川用水の恩恵を受け、全国有数の農業地帯を形成しており、豊橋市の基幹産業のひとつとして栄えています。
露地野菜、園芸作物、果樹、水稲など多種多様な作物が栽培されていますが、特に大葉、トマト、なす、キャベツは全国トップクラスの生産量を誇ります。スーパーでは新鮮な地場の野菜や果物が並びます。
国内トップの自動車貿易
豊橋市はじめ隣の田原市、豊川市、蒲郡市にわたる三河港は自動車の取扱いが多く、国内外の大手自動車会社の輸出入に使用されています。豊橋市は日本の中心に位置しており、全国のディーラーへの配送がしやすいという利点があることから、特に自動車輸入がさかんで、2023年度には自動車の輸入額が31年連続で全国1位になりました。輸出額も名古屋に続く全国2位となっています。
お祭りがさかん
豊橋では多くのお祭りが開催されますが、なかでも10月に行われる豊橋まつり、豊橋三大祭りといわれる豊橋祇園祭、羽田祭、鬼祭が有名で多くの人が集まります。
豊橋市の吉田神社が発祥の手筒花火は450年以上続いており、市内各所のお祭りをはじめ、豊橋祇園祭、羽田祭、11月に開催される炎の祭典で揚げられます。実際に目にするととても迫力があり、見ごたえのある花火です。
公共交通機関が発達している
豊橋市は地方都市でありながら、公共交通機関が発達しています。豊橋駅には東海道新幹線が停車するので、首都圏や近畿地方にも比較的アクセスしやすくなっています。
そのほかにも名古屋鉄道(名鉄)、JR東海道線、JR飯田線があり、名古屋を含む愛知県内の移動や近隣県へのアクセスが便利です。豊橋市内は豊橋鉄道が市内線(路面電車)と、豊橋-田原間を結ぶ渥美線、豊鉄バスの路線バスも運航していることから市内の移動が便利です。
広い公園が多い
豊橋市は豊橋公園、高師緑地、幸公園など、広くて四季の移り変わりを楽しめる公園が多くあります。天候がよい日には家族や友達とピクニックやお花見ができ、子どもが楽しめる遊具もあります。
公園では散歩やランニング、スポーツなど、体を動かしている人を多く見かけます。公園によってはギターや管楽器などの楽器を演奏している人もいて、老若男女が思い思いの時間を楽しんで過ごしています。
豊橋市のおすすめスポット
豊橋市には移住後に楽しい時間を過ごせる、いくつものおすすめスポットがあります。なかでも選りすぐりのスポットを紹介します。
のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)
のんほいパークは、動物園、植物園、自然史博物館、小さい子ども向けの遊園地が併設された総合公園です。広々としていて開放感にあふれて1日中楽しめるため、子ども連れに人気のスポットです。
豊橋市の家族には、年間パスポートを購入して日常的に訪れている人もいます。定期的にイベントも開催されていて、夏のナイトZooでは夜行性の動物が活発に動いている貴重な姿を見られます。
吉田城
吉田城は永正2年(1505年)に牧野古白によって築かれ、永禄7年(1564年)に徳川家康に略されています。姫路城を優美に改築したことで知られる池田輝政が、吉田城を治めていたこともありました。
そういった歴史ある吉田城を復元した吉田城鉄櫓は豊橋公園内にあり、火曜日〜日曜日の10時〜15時に無料で公開されています。
豊橋市まちなか図書館
豊橋市のまちなか図書館は、2021年11月にオープンしたばかりの比較的新しい図書館です。静かに本を読みたい人、おしゃべりしながら本を楽しみたい人、勉強や自己啓発をしたい人など、利用者の目的やニーズをかなえられる図書館です。
専門家を招いたさまざまなセミナーやミニコンサートの開催、映画が上映されるなど、読書以外の楽しみも用意しています。豊橋駅から徒歩5分の場所にあり、駅前のにぎわいを取り戻す役割も期待されています。
こども未来館 ここにこ
豊橋駅から徒歩10分程の場所にある、子育て支援の施設です。乳幼児が思い切り遊べる子育てプラザ、小学生が遊具で遊んだりさまざまな体験ができたりする体験・発見プラザ、大人から子どもまで利用できる集いプラザがあります。
土日や長期休みにはイベントや体験会が開催され、子どもの好奇心を満たせるでしょう。屋内なので、雨の日にも遊べる貴重な施設です。
道の駅とよはし
2019年5月に開駅した、豊橋市初の道の駅です。地元の食材を使用した飲食店、地元の特産品が並ぶTomate(トマッテ)、愛知県下最大規模の農産物直売所のあぐりパーク食彩村があります。
農作物の収穫体験、ネクストクルーザー体験ツアー、レンタサイクルなど、豊橋だからこそできるアクティビティを楽しめるのも魅力的です。豊橋の魅力がぎゅっと詰まった施設です。
愛知県豊橋市の支援制度の紹介
豊橋市は日経BPの『日経xwoman(クロスウーマン)』が2023年に実施した「共働き、子育てしやすい街ランキング」で2年連続3位になり、子育て世帯から高い評価を得ています。愛知県豊橋市への移住を検討している人に、豊橋市が行っている各種支援制度を紹介します。
子育て支援
豊橋市へ移住すると、さまざまな子育て支援を受けられます。どのような支援を行っているのか紹介します。
子ども医療費助成制度
豊橋市内に住所がある0歳児〜年度末までに18歳になる子どもは、入院・通院ともに全額助成されます。愛知県内の病院で利用可能で、受給者証を提示すれば保険適用の治療は窓口負担がありません。
参考:豊橋市「子ども医療」
0歳児~2歳児の第2子保育料無償化
2022年9月より所得制限なく18歳未満の児童がふたり以上いる世帯のふたり目以降は、0歳児〜2歳児の保育料が無料になりました。ちなみに3~5歳児クラスであれば、対象施設であれば無償、または一定額まで無償です。
参考:豊橋市「幼児教育・保育の無償化について」
乳児期支援事業
1歳未満の子どもがいるすべての世帯に、家事代行サービスが1回あたり500円で、1歳の誕生日の前日までに6回利用できるクーポンが配布されます。出生後に豊橋市に移住してきた人も対象です。
参考:豊橋市「乳児期家事支援事業(家事代行サービス)」
豊橋子育て支援ポータルサイト「育なび」
育なびは妊娠期から18歳までの子育てに関する情報を載せた、豊橋市が運営する子育てのポータルサイトです。年齢別や目的別に検索でき、知りたい情報にたどりやすくなっています。
参考:育なび
就業支援制度
豊橋市へ移住して働く人に対して受けられる、支援制度を紹介します。移住には何かとお金がかかるものなので、もし適用できる制度があれば活用しましょう。
移住支援事業
豊橋市内への移住・定住を促し、市内企業の人手不足の解消を目的として、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の首都圏(一部対象外あり)から移住し、一定の要件を満たす人に、県・国と共同して、移住支援金を交付しています。
単身の場合は60万円、世帯であれば100万円、18歳未満の子どもがいる場合にはひとりにつき100万円が加算されます。
参考:豊橋市「移住支援事業(移住支援金の交付)」
住宅支援制度
住む場所の確保は移住において、重要なことのひとつです。豊橋市では定住や空き家活用を目的とした支援制度を用意していますので、移住を考えている人は活用できないか検討してみるのもよいでしょう。
豊橋市歩いて暮らせるまち区域定住促進事業費補助金
豊橋市では過度に自動車に頼ることなく歩いて暮らせるまちづくりのため、豊橋市立地適正化計画を策定しました。そして、歩いて暮らせるまち区域を設定し、区域内での定住を促すために補助金を交付しています。
歩いて暮らせるまち区域で新たに家屋を取得・居住し、一定の要件を満たす人は土地・家屋の固定資産税相当額を最大で3年間補助されます。
参考:豊橋市「豊橋市歩いて暮らせるまち区域定住促進事業費補助金について」
空家利活用改修費補助金
空き家バンクに登録している物件を購入して改修する場合に、要件を満たす人に対して改修工事費に対する補助金が交付されます。
市が提示する補助対象物件の要件をすべて満たし、3年以上利活用できる人が対象です。一般世帯の場合は50万円を上限に費用の1/2、新婚や子育て世帯の場合は66万円を上限に費用の2/3が支給されます。耐震改修補助金との併用も可能です。
参考:豊橋市「空家バンク」
この記事の編集者
リビンマッチ編集部
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