三島市の魅力や移住支援を紹介!自然と歴史が調和する街で新生活をはじめよう
三島市は、古くから交通の要所として栄えた歴史ある街です。富士山の湧き水が街中を流れる「水の都」であり、美味しい食材の産地としても注目されています。
子育てや教育、医療などの行政サービスが充実しているのも、三島市の特徴のひとつです。交通の便もよく、都心へのアクセスのしやすいのも魅力です。自然を満喫しつつ、都会の暮らしも楽しみたい人におすすめの移住先です。
もくじ
三島市の特徴
富士山と駿河湾に囲まれた三島市には、観光スポットをはじめ、食材や名物グルメなど魅力的なものが満載です。気候も温暖で、年間平均気温は15.6℃と大変暮らしやすい地域でもあります。
移住先として安心して暮らせる、三島市の魅力を見いていきましょう。
古くから栄えた宿場町
三島市は東海道五十三次の11番目の宿場町として、古くから栄えた歴史あるまちです。そのため、歴史の舞台となった名所が各地に点在します。
源頼朝が源氏再興のため百日祈願した三嶋大社日本、100名城に選ばれた山中城跡日本最古のかな文字で印刷された暦を展示する三島暦師の館など、三島市の歴史を肌で感じられる魅力的なスポットが残されています。
自然に恵まれた、豊かな街
三島市は自然の恵みが豊かなまちです。富士山からの伏流水が市内各所に湧き出していることから水の都と呼ばれています。水道水は地下水を源としており、美味しいと評判です。
また、天然記念物および名勝に指定された楽寿園や、湧き水が白い滝のように流れていたことに由来する白滝公園そして富士山と駿河湾を同時に楽しめる三島スカイウォークなど、多くのスポットで美しい自然を堪能できます。
食の宝庫としても有名
三島市は食の宝庫としても知られています。火山灰性の良質な土壌で栽培された箱根西麓三島野菜は、高級レストランで人気のブランド野菜です。富士山の伏流水で育まれたうなぎは、生臭さや泥臭さがなく、うなぎ本来の味を楽しめるといわれています。
また、三島馬鈴薯(メークイン)を100%使用した、ご当地グルメのみしまコロッケにも注目です。このように三島市では地元食材が豊富で、それを活かしたグルメを楽しめるのです。
充実した子育てや教育、医療などの行政サービス
三島市は子育てや教育、医療などの行政サービスが充実しており、幼稚園や保育園、こども園などの施設が整っています。子どもを預けやすいため、仕事を持つ人には大助かりでしょう。
三島市の小中学校では児童や生徒の個性と興味を伸ばす、先進的な教育も行われています。また、大学の学部など高等教育機関も充実しているのも特徴のひとつです。医療面でも、三島総合病院や三島中央病院を中心に多くの診療所が設けられており、住民の健康をサポートしています。
首都圏へのアクセスが良好
三島市は静岡県東部の交通の要所で、首都圏へのアクセスが良好です。新幹線、高速道路、在来線、路線バスなどの交通手段が充実しています。新幹線ひかり号を利用すれば品川駅まで37分、東京駅まで44分で到着でき、首都圏への通勤者も多くいます。
さらに、電車やバスの利便性も高く、箱根や神奈川、東京方面だけでなく、山梨方面や伊豆方面へのアクセスも良好です。通勤は首都圏へ、休日は箱根や伊豆へレジャーに出かけられます。
三島市のおすすめスポット
三島市には歴史の舞台となった名所や、豊かな自然を満喫できるレジャー施設など、さまざまな観光スポットがあります。なかでも代表的なスポットの特徴や見どころを紹介します。
三嶋大社
三島市の中心部に鎮座する三嶋大社は、源頼朝が源氏再興を祈願したことでも有名な神社です。源頼朝が旗挙げに成功したあとは、多くの武家から崇敬を集めました。
境内には国の重要文化財に指定されている本殿・幣殿・拝殿、国の天然記念物である金木犀、北条政子が奉納したとされる国宝の梅蒔絵手箱の復元品など、見どころが満載です。
また、例祭に合わせて行われる三嶋大祭りは、三島市最大のイベントとして大にぎわいます。
山中城跡
山中城跡は戦国時代末期に、後北条氏が築いたとされる城の跡地です。国の史跡であり、全国百名城のひとつに数えられています。
いまは山中史跡公園として多くの人に親しまれており、四季折々の美しい花を楽しめます。天気のよい日は富士山も望める、絶景スポットです。
三嶋暦師の館
三嶋暦師の館はかな文字で書かれた日本で一番古い暦の「三嶋暦」をはじめ、それに関連する版木や資料が展示されている博物館です。三嶋暦を50代にわたって発行していた、河合家の家屋を改修して開館しました。
ちなみに建物は、静岡県裾野市にあった十里木の関所の廃屋が使用されたと伝わっています。江戸末期の有力社家の住宅遺構として大変貴重なことから、2006年に国の登録有形文化財に指定されました。
三島スカイウォーク
三島スカイウォークは全長400メートルにも及ぶ、日本一長い歩行者用の吊り橋です。
吊り橋から望む、富士山と駿河湾の大パノラマは絶景です。自然を利用したアクティビティも用意されており、からだ全体で自然を満喫できます。
三島市をはじめ、伊豆や箱根のご当地グルメを楽しめるのも嬉しいポイントです。県内外から多くの人が訪れる、人気の観光スポットです。
楽寿園
楽寿園はJR三島駅の近くにある公園です。明治23年に小松宮彰仁親王の別邸として造営され、いまは市立公園として管理されています。
富士山の雪解け水が湧き出す小浜池や自然林からなる庭園は、国の天然記念物および名勝に指定されています。また、伊豆半島ジオパークのジオサイトにも指定されています。
園内にはほかにも、どうぶつ広場やのりもの広場、三島市郷土資料館など、見どころが満載です。
三島市の移住支援制度
三島市では移住を検討している人に対し、充実した支援制度を用意しています。子育て支援や就業支援、住宅支援などで、移住者一人ひとりの新生活をサポートします。
また、オンラインでの移住相談も行っており、遠くにお住まいの人でも気軽に相談することが可能です。
子育て支援
三島市では子育て世代をサポートする、さまざまな支援が充実しています。出産すると祝い金が支給され、高校生までは医療費が無料です。そのほかにも、子育て相談が可能なコンシェルジュや、子育て世帯に優しい店舗の認定など、多方面から子育てをサポートしています。
みしまっ子すくすく祝金
みしまっ子すくすく祝金は三島市では安心して子どもを産み育てられるよう、子どもが生まれたときに祝い金を支給する制度です。
生まれた子どもが第1子の場合は1万円、第2子の場合は5万円、第3子以降の場合は15万円です。
参考:三島市「みしまっ子すくすく祝金が始まります(令和4年4月1日以降に出生したお子さんを持つ方へ)」
こども医療費助成
子どもの通院や入院医療費の自己負担を無料とする制度です。住所が市内にあり、健康保険に加入している子どもが対象です。
期間は0歳から18歳に到達後の最初の3月末までで、受給者証を医療機関等への提示することで助成を受けられます。
参考:三島市「子ども医療費の助成について」
子育てコンシェルジュ
子育てに関する悩みは、子育てコンシェルジュに相談できます。保育園や幼稚園などの預け先に関する情報や、支援サービスの紹介、子どもの発達のこと、家庭の悩みなど、幅広い悩みにコンシェルジュが応じ、必要に応じ情報提供や助言を行います。
予約優先なので、利用されるときは事前に問い合わせておきましょう。
参考:三島市「子育てコンシェルジュのご案内」
病児・病後児保育
子どもが病気で保育施設に通えず、かつ保護者が仕事などで自宅での看病が困難な場合に病児・病後児保育を利用できます。病児保育2カ所、病後児保育2カ所の施設が用意されており、利用する場合は事前予約が必要です。
参考:三島市「病児・病後児保育のご案内」
「あかちゃんのへや」事業
赤ちゃん連れの家族が安心して外出できるよう、三島市が認定した施設や事業所です。人目を気にせずに授乳ができるスペースや、おむつ交換のための設備が整っており、気軽に利用できます。
該当の施設や事業所には、ひと目でわかるようにロゴマークが提示されています。
参考:三島市「「あかちゃんのへや」広がっています~子育て家庭も安心してお出掛け~」
しずおか子育て優待カード
静岡県では県と市が協働して「しずおか子育て優待カード」事業に取り組んでいます。協賛店舗や施設で「しずおか子育て優待カード」を提示すると、各店舗から割り引きなどの「応援サービス」を受けることが可能です。妊娠中の人や18歳未満の子どもを同伴する保護者が対象です。
参考:静岡県「しずおか子育て優待カード(子育て支援パスポート)」
就業支援
三島市では、就業支援も充実しています。特に首都圏からの移住者は、条件を満たすと補助金が交付されます。リモートワークも対象なので、転職せず三島市へ移住することも可能です。
移住・就業支援補助金
移住・就業支援補助金は東京圏からの移住者に対し、補助金を交付する制度です。県のマッチングサイトを通じて就職した人、内閣府が実施するプロフェッショナル人材事業等を利用して就業した人、テレワークなどで移住前の企業に勤めながら三島市に移住した人も対象です。
三島市内の法人等に在職する人や、静岡県が実施する地域創生起業支援事業の支援金交付が決まっている人にも交付されます。単身で移住する場合は60万円、ふたり以上の世帯は100万円で、18歳未満の世帯員ひとりにつき100万円が加算されます。
参考:三島市「移住・就業支援補助金について」
住宅支援
三島市では県外から移住した若い世帯が住宅を取得した場合、補助金が交付されます。リフォームに関して、費用の一部が補助されるのもポイントです。移住者の負担を減らし理想的な生活ができるよう、サポートが行われています。
住むなら三島移住・定住サポート事業
住むなら三島移住・定住サポート事業は三島市内で住宅を取得し転入した若い世帯と、中古住宅を取得した若い世帯に対して補助金を交付します。
県外から移住した若い世帯は100万円、移住・就業支援補助金の交付決定者は50万円、県内からの移住した若い世帯で、夫婦いずれかの父母が三島市在住の場合は20万円が補助されます。
参考:三島市「令和6年度【住むなら三島移住・定住サポート事業】 住宅を取得し転入した若い世帯や中古住宅を取得した若い世帯に対し補助金を交付します」
三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金
住宅のリフォームに対し、費用の一部を補助する制度です。定められた期間の間に、三島市に引っ越してきた若い夫婦または若い親が対象です。転入日の前日まで、1年以上市外に住んでいたことが条件です。
参考:三島市「三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金について(令和6年度)」
この記事の編集者
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