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枕崎市への移住を考えよう!魅力と支援制度を徹底解説

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枕崎市への移住を考えよう!魅力と支援制度を徹底解説

鹿児島県の薩摩半島南西部に位置する枕崎市は、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた魅力的な街です。「日本一のかつおのまち」として知られ、全国の鰹節生産量の約5割を占める日本一の鰹節の産地でもあります。

また、枕崎市は、医療・福祉サービス、教育環境、子育て支援など、暮らしに必要な様々な面で充実したサポートがあります。そのため、移住者にとって住みやすい環境が整っていると言えるでしょう。

本コラムでは、枕崎市の魅力や暮らしのポイント、人気スポットに加え、移住支援制度についても詳しく解説します。枕崎市での新しい生活の可能性を探りながら、あなたの理想の暮らしを見つけるヒントを見つけてください。

枕崎市の魅力:移住先として選ばれる理由

豊かな自然環境と温暖な気候

枕崎市は、豊かな自然環境と温暖な気候を誇る魅力的な移住先です。鹿児島県の南端に位置し、東シナ海に面した美しい海岸線と、背後に広がる緑豊かな山々に囲まれています。年間平均気温は約18度と過ごしやすく、年間の日照時間は約2,000時間です。
この恵まれた気候は、農業や漁業など第一次産業に従事する方々にとって大きな利点となります。また、日常生活においても、アウトドア活動や健康的なライフスタイルが可能です。

遥か屋久島を見渡せる美しい眺望の港まち

鹿児島県の南端に位置する風光明媚な港まち、枕崎市。その最大の魅力は、晴れた日には遠く屋久島まで望める絶景にあります。市内の高台からは、青い海と空が一体となった水平線上に、神秘的な姿を見せる屋久島のシルエットを眺めることができます。この景観は、日々の生活に潤いと癒しをもたらし、大きな魅力となっています。

新鮮な海の幸と特産品

枕崎市は、新鮮な海の幸と豊富な特産品で知られる食の宝庫です。その代表格が「枕崎鰹節」で、300年以上の歴史を持つ伝統的な製法で作られる高品質な鰹節は、枕崎ブランドとして全国的に評価されています。また、黒潮の恵みを受けた豊かな漁場からは、カツオやマグロ、アジ類などの新鮮な魚介類が水揚げされます。
さらに、温暖な気候を活かして栽培されるポンカンやビワなどの果物、そして焼酎の原料となるサツマイモなど、農産物も豊富。地元の食材を使った料理教室や農家レストランなども人気です。

枕崎市での暮らしのポイント

教育環境と子育て事情

枕崎市は、子育て世代にとって魅力的な環境です。教育施設は充実しており、市内には認可保育所が5園、認定こども園が2園、私立幼稚園が2園、小学校が4校、中学校が4校、高等学校が2校あります。特に、小中学校では少人数制の学級編成を採用し、きめ細かな指導を行っているのが特徴です。
子育て支援サービスも充実しており、乳幼児及びその保護者の交流の場として子育て支援センター「キッズ」を開設。また、未就園児の保護者を対象にお子様の発育などの心配事に対する「相談支援事業」も行っています。また、児童館・児童センターでは、屋内外での地域活動やキャンプなど多様な活動を行っており、子ども会や親子会、母親クラブなどの育成支援も行っています。
枕崎市の教育環境は、子どもの成長を地域全体で支える体制が整っており、移住を考える子育て世代にとって大きな魅力です。

医療・福祉サービスの充実度

枕崎市の医療・福祉サービスは、移住を考える方々にとって安心できる環境が整っています。市内には総合病院(枕崎市立病院)を含む複数の診療所があり、医療面での不安は少ないでしょう。

交通アクセスと生活インフラ

枕崎市の交通アクセスは、主に自動車や公共交通機関に依存しています。
中心となる駅はJR指宿枕崎線の枕崎駅で、「本土最南端の始発・終着駅」として有名です。鹿児島中央駅まで約1時間半で到着できます。また、鹿児島空港からは車で約2時間
で、空港連絡バスも運行されています。移動には、路線バスやタクシーが利用可能ですが、自家用車があると便利です。
スーパーマーケットや病院などの基本的な生活インフラは整っていますが、大規模商業施設は限られているため、買い物の選択肢は都市部ほど多くありません。移住を検討する際は、自然豊かな環境と引き換えに、都市部ほどの利便性はないことを理解しておくことが大切です。

枕崎市の人気スポット!おすすめや穴場をご紹介

枕崎市は、豊かな自然と文化が融合した魅力的な観光スポットの宝庫。
自然を満喫したい方には、火之神公園がおすすめ。四季折々の花々と広大な芝生広場で、のんびりとした時間を過ごせます。地元の人しか知らない穴場として、岩場で磯釣りを楽しむのも一興です。
観光地としてだけでなく、生活の一部として楽しめる多様なスポットが、あなたの新しい暮らしを豊かにしてくれます。

火之神公園

火之神公園

火之神公園


東シナ海に突き出た岬の先端に広がる火之神公園は、薩摩半島随一の景観を誇ります。
沖にそびえ立つ標高42mの「立神岩」や薩摩富士「開聞岳」は神秘的で、大自然の美しさがあります。古事記や日本書紀に登場する「海幸彦と山幸彦」ゆかりの地としても有名で、行楽シーズンにはキャンプやピクニックで賑わいます。
夏には「火之神公園プール」がオープンし、多くの利用者が訪れます。

本土最南端の始発・終着駅「枕崎駅」

枕崎駅

枕崎駅


枕崎駅及び駅前広場は、枕崎市の重要な観光スポットであり、地域の中心として機能しています。JRグループ日本最南端の路線である指宿枕崎線の終着駅である枕崎駅は、駅舎は2014年に建て替えられ、モダンな外観と木の温もりを感じる内装が特徴で、多くの鉄道ファンを魅了しています。
駅前広場には、枕崎の名産品である鰹節をモチーフにした山幸彦とかつお節行商の像が設置され、地域の歴史と文化を象徴しています。
この地域は、バスやタクシーの乗り場が集中する交通拠点としても重要な役割を果たしており、市内外へのアクセスが便利。駅周辺には、飲食店や土産物店が立ち並び、地元の人々や観光客の憩いの場となっています。定期的に開催される市場やイベントで賑わいを見せ、地域コミュニティの中心地としても機能しています。

枕崎市文化資料センター「南溟館」

枕崎駅の高台に建つユニークな木造の美術館で、地元アーティストの作品などを展示しています。枕崎出身の画家・坂本繁二郎の作品をはじめ、現代美術や郷土の歴史資料なども展示されています。また、「枕崎国際芸術賞展」の会場としても使用され、地域の文化芸術の発信拠点となっています。

枕崎漁港

枕崎漁港

枕崎漁港


鹿児島県を代表する漁港の一つで、カツオ漁で有名です。漁港周辺には新鮮な魚介類を楽しめる飲食店も多くあります。

薩摩酒造文化資料館「明治蔵」

明治蔵

明治蔵


1869年創業の薩摩酒造が運営する文化資料館です。明治時代に建てられた蔵を利用し、薩摩焼酎の製造工程や歴史を学べます。館内では、昔の道具や写真などの展示物を通じて、焼酎造りの伝統と技術を知ることができます。時期によっては試飲も楽しめ、地域の文化や産業を体験できる貴重なスポットです。

枕崎市かつお公社

カツオの町・枕崎を象徴する施設で、カツオ関連の情報や製品を提供しています。
館内では、カツオ漁の歴史や文化、加工技術などを学べる展示があります。また、カツオ節の製造工程を見学したり、カツオ製品の試食や購入もできます。枕崎の主要産業であるカツオ漁業について深く知ることができる重要なスポットです。

まくらざき朝市

地元の新鮮な農産物や海産物を購入できる朝市です。毎月第三日曜日の早朝に海岸沿いの南薩地域地場産業振興センター内の駐車場で開かれ、地元の人々や観光客で賑わいます。
枕崎ならではの新鮮な海産物はもちろん、枕崎で採れた野菜や果物、草花などが販売され生産者との直接交流も楽しめます。

枕崎市の移住支援制度を詳しく知ろう

移住を考えている方々にとって、経済的な負担や生活の変化は大きな課題。枕崎市では、子育て世代向けの支援、就職・起業に関するサポート、さらには住宅関連の助成など、幅広い分野で支援を実施しています。

子育て世代向けの支援制度

枕崎市は、子育て世代の移住を積極的に支援しています。市内には子育て支援センターが設置され、親子の交流の場や育児相談などのサポートを行っています。また、0歳から中学生までの医療費が無料となる「子ども医療費助成制度」も充実しています。

◆低所得妊婦初回産科受診費用の助成

低所得の妊婦に対する経済的負担の軽減を図るため、初回の産科受診費用を助成しています。

◆むぞかベイビー誕生祝金、出生祝記念品贈呈事業

出生児1人につき2万円(枕崎商工会議所発行の共通商品券)に加え、写真フレーム付き手作り置時計を贈呈しています。

むぞかベイビー誕生祝金、出生祝記念品贈呈事業についてはこちら

◆保育所等入所児童おむつ給付事業

保育所・認定こども園に通う園児が使用するおむつの支援を行っています。
保育所等入所児童おむつ給付事業についてはこちら

◆子育て支援パスポート事業

協賛している店舗や施設に、子育て支援パスポートを提示すると買い物時の割引や独自の優待サービスなどを受けることができる子育て家庭を応援する仕組みです。
子育て支援パスポート事業についてはこちら

◆幼稚園就園助成金交付事業

幼稚園への就園2人目から1人につき月額4,000円を年2回に分けて交付します。

◆子育て世帯応援事業

18歳以下の方1人当たり25,000円分の商品券を給付します。

◆ファミリー・サポート・センター事業

地域の中で助け合いながら子育てをする会員組織・有償のボランティア活動を設置・運営しています。
ファミリー・サポート・センター事業についてはこちら

◆子育て支援センター「キッズ」

乳幼児及びその保護者の交流の場として子育て支援センターを開設。未就園児の保護者を対象にお子様の発育などの心配事に対する「相談支援事業」も行っています。

◆ふれあい・子育てサロン「にこにこクラブ」

乳幼児の子育て中の親子が楽しく遊べる「ふれあい・子育てサロン」を開催。サロンには、地域ボランティアの方や保健師・保育士がいて、子どもと遊んだり、子育てで困ったことなどを相談したりできます。

◆子ども医療費助成制度

0歳から中学校修了までの子どもの医療費(保険診療に係る自己負担分のみです)を全額助成します。

就職・起業支援制度

枕崎市は、移住者の就職や起業、就農を積極的にサポートしています。

◆若者定住育成事業

高校生を対象に、枕崎市内及び周辺市における企業訪問及び合同企業説明会を実施。
地元企業への就職者同士の交流や雇用の定着を図るため、ビジネスマナー研修会やスポーツ交流会を実施します。

◆チャレンジショップ促進支援事業

株式会社枕崎お魚センター内の空き店舗で新たに事業を実施する者に対し、最大24ヶ月賃貸料の補助を行います。
チャレンジショップ促進支援事業

◆商店等新規出店支援事業

市街地で新店舗等を出店する方に対して、賃借料や改修費等の補助を行います。
商店等新規出店支援事業についてはこちら

◆農業次世代人材投資事業(経営開始型)

市から認定を受けた認定新規就農者に対して、最長5年間、交付金を交付します。
農業次世代人材投資事業(経営開始型)

◆産業後継者育成奨励金

漁業及び水産加工業への新規従事者に対して、1年を通して従事した漁業従事者及び節加工業従事者で、就業時年齢40歳未満の方に奨励金として10万円を支給します。

住宅関連の支援制度

枕崎市では、移住者向けの充実した住宅関連支援制度を用意しています。
住宅購入やリフォームに対する補助金制度も充実しています。

◆移住者住宅確保支援補助金

住宅の取得及び改修にかかる経費等を補助する制度(期間:令和7年度まで)で、住宅を新築または新築住宅を購入した場合、最大100万円を補助する制度です。
移住者住宅確保支援補助金についてはこちら

◆空き家バンク

空き家の有効活用を通して移住・定住等を促進するために、空き家情報の提供を行っています。
空き家バンクについてはこちら

◆移住・交流お試し居住事業

枕崎市での生活を体験するための移住・交流お試し住宅を提供しています。
(利用期間):1泊~13泊まで(最長2週間)
(利用料金):2,000円/泊

支援制度の詳細や最新情報については、枕崎市の公式ウェブサイトでご確認ください。充実した支援制度は、枕崎市への移住を考える上で大きな魅力の一つとなっています。

移住・交流お試し居住事業についてはこちら

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

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