リビン・テクノロジーズが20周年 リビン・テクノロジーズが20周年
東証上場 リビン・テクノロジーズ株式会社(東証グロース上場)が運営するサービスです  証券コード:4445
通話・相談無料:9時~18時(年末年始を除く)tel:0120-139-179

不動産を高く売る方法|安売りになる残念な方法に注意

更新日:
不動産を高く売る方法|安売りになる残念な方法に注意

不動産会社に任せきりでは、不動産を高く売ることはできません。高額売却を実現するには、売主が積極的に行動をする必要があります。

高く不動産を売るために、どういうことをすればよいのか紹介します。記事を参考にして、高額売却を目指しましょう!

もくじ

同じ不動産でも売り方次第で売却価格が違う!

「なるべく高額で売却したい!」と考えるのは当然です。大切な不動産を売るのですから、高ければ高いほどよいでしょう。

高く不動産を売却できたら、資金を住み替えの費用にあてたり、資産として貯蓄したりできるため、今後の生活に大きく影響します。豊かな暮らしのためには、不動産の高額売却は欠かせません。

ではどうすれば、不動産を高く売れるのでしょうか。

実は同じ不動産でも、売り方次第で売却価格を高くすることが可能なのです。高く売る方法を知っているか知らないかが、不動産売却の結果を左右します。

不動産を高く売るために自分でできること

ほとんどの人にとって不動産売却は初めての経験で、そして何度も経験することはありません。つまり不動産売却は、過去の経験を次に活かせない一発勝負なのです。そのため、事前にどれだけの情報を収集できたかが、売却価格に大きく影響します。

まずは自分でできる高額売却のポイントを紹介します。

  • あらかじめ相場価格を調べておく【☆☆☆】
  • スケジュールに余裕を持たせる【☆☆★】

☆の数は、売却価格への影響する度合いを示しています。取り組むときの参考にしてください。

あらかじめ相場価格を調べておく【☆☆☆】

不動産会社から査定価格を掲示されたとき、相場がわからないと適正価格かどうかの判断ができません。不利な契約をしないためにも、インターネットサイトなどを利用して周辺の相場価格を調べておきましょう。

建物や土地の取引価格は、国土交通省が運営するWebサイト「不動産情報ライブラリ」で閲覧できます。売却したい不動産の周辺価格を調べて、おおよその相場を把握してください。

スケジュールに余裕を持たせる【☆☆★】

売主のなかには「売れない!」と焦って早々に値下げしてしまう方もいますが、これを「売り急ぎ」といって高額売却の機会を逃す行動です。

不動産の売却はスムーズに進んでも、3~6カ月程度の期間が必要です。長ければ1年以上かかることもあります。売却には最低でも3カ月は必要になるため、スケジュールと心に余裕を持っておくことが秘訣です。

不動産会社の契約・売り出しがポイント

不動産の売却では、基本的に不動産会社との契約が必要です。不動産会社の選び方や不動産を売り出すときの価格設定など、不動産会社と契約する前後からできる不動産を高く売る方法を紹介します。

  • 複数の不動産会社に査定を依頼する【☆☆☆】
  • 売り出し価格を少し高く設定する【☆☆★】
  • 適切な不動産会社を選ぶ【☆★★】
  • 売却のタイミングを逃さない【☆★★】
  • 買取ではなく仲介で契約する【☆☆★】

それぞれの方法を確認して、自身のケースに活用できるものを採り入れてください。

複数の不動産会社に査定を依頼する【☆☆☆】

不動産会社によって不動産の査定基準がさまざまなため、査定価格にばらつきが出ます。そのため、高額で不動産を売却するのであれば、複数の不動産会社へ査定を依頼しましょう。

複数の不動産会社へ査定を依頼すれば、おおよその相場を把握できるうえに、売却する不動産を高く評価する会社を見つけられます。

査定価格を提示されたら、必ず不動産会社の査定基準を確認してください。査定基準をしっかりと説明できる不動産会社であれば安心して契約できますが、うまく説明できないのであれば注意が必要です。契約ほしさに、根拠なく高い査定価格を提示する不動産会社があるためです。

売り出し価格を少し高く設定する【☆☆★】

不動産売買では、契約が成立する前に値引き交渉が行われることがあります。特に資産価値の下がりやすい戸建てはマンションより売れにくいことから、200~300万程度の高めの値引きを求められることもあります。値引きされることを見越して、あらかじめ売り出し価格を少し高めに設定しておくと、想定内の金額もしくは高額で売却できる可能性があります。

適切な不動産会社を選ぶ【☆★★】

高額売却で重要なのは、適切な不動産会社と契約することです。不動産会社選びに失敗しないために、選び方のポイントを3つ紹介します。

  • 広告をしっかりと行っている
  • 売却の実績がある
  • 信頼できる不動産会社と担当者

ポイントを詳しく見ていきましょう。

広告をしっかりと行っている

不動産会社と媒介契約を交わす前に、不動産会社のWebサイトや不動産ポータルサイトを確認しましょう。

最近では不動産業界もインターネット広告がメインになっています。Webサイトや不動産ポータルサイトの情報の充実具合で、インターネット広告に力を入れているのかを判断できます。

売却の実績がある

不動産会社にも得手、不得手があり、売却が得意な不動産会社ばかりではありません。売却実績の少ない不動産会社に依頼すると、「いつまで経っても売れない」という事態も起こり得ます。

不動産会社に査定を依頼したときに、直近の売却実績を確認しておきましょう。Webサイトに売買実績を公開している不動産会社もあるため、査定を依頼する前に確認しておくことをおすすめします。

信頼できる不動産会社と担当者

評判のよい不動産会社は信頼性が高いと考えられ、高額売却を期待できます。Googleマップなどの口コミをチェックしておきましょう。

しかし、もっとも重要なのは、売却の窓口になる担当者の信頼性です。誠実そうで安心して任せられる担当者は、売却の成否に大きく影響します。説明のわかりやすさや身だしなみ、言葉づかい、レスポンスのよさなどから、担当者の信頼性を見きわめましょう。

売却のタイミングを逃さない【☆★★】

不動産にはいくつかの売れやすいタイミングがあります。

もっとも需要が高まるのは2~3月の引っ越しシーズンです。4月からの新生活に向けて、年明けから家探しをはじめる方が増えます。可能であれば、1月ごろから売却活動を開始できるとよいでしょう。

また、住宅ローンが組みやすいタイミングも、高額売却のポイントです。たとえば、低金利のときは住宅ローンを組みやすくなるため、高額で売却できます。近年は住宅ローン金利が低金利となっているため、売却にはよいタイミングといえるでしょう。

買取ではなく仲介で契約する【☆☆★】

不動産売却の方法には不動産会社に直接買取をしてもらう買取と、不動産会社に買主を探してもらう仲介の2種類があります。

買取は不動産会社が再販売するときの費用や利益を差し引かれているため、市場価格よりも安く買い取られます。その代わり売買契約が早いのがメリットです。

仲介は買主を見つけるのに時間がかかりますが、市場価格で売買されるため高額売却を狙えます。高額売却を目指しているのであれば、仲介で契約しましょう。

高額売却のチャンス!内覧対応の準備

不動産会社と契約したら、いよいよ販売活動がはじまります。販売活動中は内覧の対応や準備が高額売却のカギを握っています。

基本的に内覧は不動産会社に任せられますが、購入希望者の印象をよくするには、売主の準備が欠かせません。内覧を成功させる5つのポイントは、次のとおりです。

  • 家を空き家にする【☆☆★】
  • 清掃・ハウスクリーニングを行う【☆☆★】
  • スケジュールを内覧者に合わせる【☆☆★】
  • 部屋を明るくしておく【☆★★】
  • 周辺情報をまとめておく【☆★★】

それぞれの方法を解説しますので、まずは取り組みやすいものを試してください。

家を空き家にする【☆☆★】

建物を売却するときは、空き家のほうが早く売れるといわれています。その理由として「住んでいる状態だとどうしても生活感が出てしまう」、「内覧の日程調整が大変」などが挙げられます。

可能であれば引っ越しをして、空き家の状態で内覧できるようにしましょう。

清掃・ハウスクリーニングを行う【☆☆★】

内覧前の清掃は必須条件です。費用はかかりますが、掃除しにくい水回りや床、壁はハウスクリーニングのプロに清掃依頼をするのがおすすめです。

ハウスクリーニングをしたことを内覧者に伝えれば、清潔感が伝わり好感度も上がるでしょう。

スケジュールを内覧者に合わせる【☆☆★】

家の売却期間中はできるだけ、内覧者にスケジュールを合わせられるようにしておきましょう。空き家であれば不動産会社に任せておけますが、内覧に売主が立ち会うことで、建物のアピールをする機会になります。

週末や大型連休中は内覧希望者が増加します。急なアポイントにも対応できるように予定は空けておくのが高額売却のポイントです。

部屋を明るくしておく【☆★★】

買主はこれからはじまる新生活に、さまざまなイメージを描いて内覧にやって来ます。暗くてジメジメした部屋での新生活より、明るく清潔感のある家のほうが好感を持ちやすく、購買意欲が高まります。

部屋はなるべく明るくしておき、窓を開けるなど風とおしのよい快適な空間であることをアピールしましょう。

周辺情報をまとめておく【☆★★】

近所の情報や幼稚園・小学校などの評判、美味しいお店、暮らしやすさなどをまとめておくと、アピールポイントとして役立ちます。

簡単な資料を作成し、不動産会社の担当者に渡しておくと内覧のときにアピールできます。

高額売却のチャンス!高く売れる不動産の特徴

高く売れる不動産には、次のような共通する特徴があります。

  • 立地がよい
  • 築年数が浅い
  • 日当たりがよい
  • 土地の条件がよい
  • リフォーム済み

高額売却できる可能性の高い不動産の特徴を紹介します。

立地がよい

立地がよい物件は購入希望者が多く、人気があるため高く売却できます。特に次のような好条件は、高額売却できる可能性があります。

  • 駅から近い
  • 買い物が便利
  • 閑静な住宅街
  • 人気の街
  • 都心へアクセスしやすい

築年数が浅い

築年数は特に不動産の売却価格に影響する要素です。木造住宅は築20~25年経過すると建物の資産価値は0になるといわれています。

将来的に売却を視野に入れているのであれば、築年数が浅いいまのうちに売却したほうが早期に高額売却できるでしょう。

日当たりがよい

マンションは階数やバルコニーの向きが不動産の価値に影響します。高層階で日当たりがよく、さらに眺望もよければ高値の売却が期待できます。一方、低層階で日当たりの悪い物件は価格が低くなるでしょう。

戸建ての場合も同様で、日当たり、風とおしのよさは人気に影響し、高額売却の要素になります。

土地の条件がよい

戸建てであれば土地の位置、形、面積が売却価格に大きく影響します。角地かどちと呼ばれる道路2面に面した土地は、日当たりがよく、間口が広いため人気があります。

また、整形地と呼ばれる真四角や長方形の土地、面積40坪前後の土地は使い勝手がよいため高額売却を期待できるでしょう。

リフォーム済み

リフォームの有無は査定や売り出しのときのポイントになります。トイレ、浴室、キッチンなどの水回りは汚れやすく、経年劣化を感じやすい部分です。一部分でもリフォームしてあると、売却時に大きなメリットになります。

これはNG!安売りになる残念な売却方法

高く不動産を売るためには、次のことをやってはいけません。

  • 不動産会社に丸投げする
  • リフォーム、リノベーションをする
  • 売却のスケジュールに余裕がない
  • 査定価格の高さだけで不動産会社を決める
  • 1社しか査定依頼をしない

よかれと思ってやってしまうこともあるかもしれませんが、結果的に損につながるおそれがあるのです。それぞれについて詳しく解説します。

不動産会社に丸投げする

「プロに任せればうまくいく」とすべてを不動産会社へ丸投げすると、売主ではなく自社に有益な行動をとってしまうおそれがあります。

たとえば、売り出し価格を著しく下げて販売するかもしれません。仲介手数料が不動産会社の利益になるのですから、自社で売買契約を成立させることがもっとも大事なのです。しかも早く売買を成立させれば、それだけ手間がかかりません。安く売るほうが不動産会社にメリットがあるのです。

適切な価格で売り出しているか、しっかり販売活動をしているかなど、自身でしっかりと確認して、納得のできる契約をしましょう。

リフォーム、リノベーションをする

古い物件を所有していると「リフォームをしたほうが売れるかも!」と思うかもしれませんが、逆効果になるので注意してください。なぜなら、新たな買主の希望や好みに合わないことがあるためです。

また、リフォーム費用を回収するために、売り出し価格にリフォーム代を上乗せして販売をします。しかしこれでは、中古物件を安く購入したい人や自分好みにリフォームしたい人のニーズと合わなくなってしまいます。

なかなか売れなければ値下げをすることになり、リフォーム費用を回収できないおそれもあります。解体やリフォームを検討している場合は、事前に不動産会社に相談しましょう。

売却のスケジュールに余裕がない

売却スケジュールが短すぎるのも、不動産売却で損をするおそれがあります。仲介で売却するには、最短でも3カ月程度の売却期間が必要です。スケジュールに余裕がないと、なかなか売却できないときに大幅な値下げを検討せざるを得なくなります。

また、スケジュールに余裕がないと、売り出し価格に納得して検討してくれる購入希望者に巡り合うチャンスを逃してしまうおそれもあります。少しでも高く売りたいと考えている人は、スケジュールには余裕を持って行動しましょう。

査定価格の高さだけで不動産会社を決める

複数の不動産会社に査定を依頼すると、ずば抜けて高額の査定価格を掲示する不動産会社があります。しかし、高く売りたいからといって査定価格だけで不動産会社を決めるのはやめましょう。契約を取るために、根拠なく高い査定価格を提示しているだけかもしれません。

査定価格が高いだけの不動産会社と契約しても、売れなくて値下げを繰り返し、最終的には相場価格で売却できないおそれもあります。

そういった不動産会社と契約せずに済むよう、売却実績、対応、言葉づかい、誠実さなど、さまざまな観点から総合的に判断しましょう。

1社しか査定依頼をしない

不動産売却をするうえで一番大切なのは「複数の会社へ査定を依頼する」ことです。査定基準は不動産会社によって異なるため、1社の査定だけで売り出し価格を決めてしまうと損をするかもしれません。

複数の不動産会社へ査定を依頼するのは、信頼していないように思われそうで、ためらってしまうかもしれません。しかし、複数の不動産会社へ査定を依頼するのは一般的な行動なので、気づかいは不要です。

1社だけだと相場すら把握できないため、必ず複数の不動産会社に査定を依頼してください。

複数社の査定依頼は一括査定サイトが手軽

複数の不動産会社へ査定を依頼するのは、とても手間がかかりますし、不動産会社に申し訳なく感じるかもしれません。そういう人であれば、一括査定サイトを利用しましょう。

一括査定サイトはWebサイトから複数の不動産会社へ査定を依頼するサービスです。複数の不動産会社へ査定を依頼することが前提なので、ほかの不動産会社への気兼ねは必要ありません。

リビン・テクノロジーズが提供するリビンマッチは、Webサイトで土地や建物の広さ、住所などの情報を入力するだけで、最大6社の不動産会社に査定を依頼できます。大手だけでなく中小の不動産会社も登録しているため、会社ごとに異なる基準で査定を受けられるのもメリットです。

不動産を高く売りたい人は、リビンマッチをお試しください。

不動産を高く売りたいときのよくある疑問

不動産を高く売る重要ポイントは?
不動産の高額売却では、自身でも行動をすることが重要です。次のふたつから取り組んでください。1.事前に相場を調べる 2.複数の不動産会社に査定を依頼する
高く売れる不動産の特徴は?
高額売却を期待できる不動産には、次の特徴があります。1.立地がよい 2.築年数が浅い 3.日当たりがよい 4.土地の条件がよい 5.リフォーム済み

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
誤字脱字や事実誤認などございましたら、ぜひともご指摘ください。

コンテンツの引用ルール

運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)

カテゴリー
不動産売却コラム

リビンマッチコラムを引用される際のルール

当サイトのコンテンツはどなたでも引用できます。 引用にあたって事前連絡などは不要です。 コンテンツを引用される際は、引用元が「リビンマッチ」であることを必ず明記してください。

引用ルールについて

カテゴリー一覧

Copyright © Living Technologies Inc. All rights reserved.
トップへ