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マンションはいくらで売れる?高値はいつまで?売却相場の調べ方

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マンションはいくらで売れる?高値はいつまで?売却相場の調べ方

ニュースなどで報じられているとおり、いまマンションの価格が高騰しています。新築マンションの価格が高いため、中古マンションの需要も高まって価格が上昇しています。そこまで高値になっているのなら、思い切って売るのもよいかもしれません。

すると気になるのが、マンションの価格です。いまマンションはいくらで売れるのでしょうか。主要都市のマンションの売却相場と、自分で調べる方法を紹介します。

所有するマンションの価格を調べて、高額売却を成功させましょう。

【都市別】中古マンションの売却相場を紹介!

中古マンションを売却するとき、できるだけ高値で売りたい人がほとんどでしょう。中古マンションを高値で売却するには、地域ごとの相場を把握しておくことが大切です。

地域の相場を把握しておけば、価格交渉を有利に進めたり最適な売却タイミングを選んだりすることが可能となります。

いま中古マンションがどれくらいの価格で取り引きされているのか、日本の主要都市の売却相場を紹介します。

都心3区(東京都)のマンション売却相場

東京都の都心3区(千代田区、中央区、港区)のマンション売却相場は、2023年9月時点で8,807万円です。過去1年間の最高価格、最安価格、平均価格は次の表のとおりです。

都心3区(東京都)のマンション売却相場
期間 2022年9月~2023年9月
最高価格 9,517万円
最安価格 7,972万円
平均価格 8,955万円(変動幅:1,545万円)
マンション取引件数(月平均) 215件
築年数(平均) 18.76年

参考記事:公益社団法人 東日本不動産流通機構「MarketWatch 2023年9月度

東京都の都心3区はほかの地域と比べて、売却相場が高くなっています。近隣の横浜市と比較すると、2.4倍以上も高額です。1年間の価格変動幅も大きく、1,500万円を超えます。売却するときは現時点の相場を確認して、高く売れるかどうかを判断しましょう。

横浜市(神奈川県)のマンション売却相場

横浜市のマンション売却相場は、2023年9月時点で3,862万円です。過去1年間の最高価格、最安価格、平均価格は次の表のとおりです。

横浜市(神奈川県)のマンション売却相場
期間 2022年9月~2023年9月
最高価格 3,934万円
最安価格 3,347万円
平均価格 3,724万円(変動幅:587万円)
マンション取引件数(月平均) 337件
築年数(平均) 25.50年

参考記事:公益社団法人 東日本不動産流通機構「MarketWatch 2023年9月度

横浜市は近隣地域と比べ、マンションの取引件数が337件と多いのが特徴です。同じ首都圏だとさいたま市は86件、千葉市は90件となっています。また築年数が25年で、さいたま市の20年よりも古い物件が多めのようです。しかし売却価格は、さいたま市と変わりありません。このことから、横浜市におけるマンション需要の高さがうかがえます。

さいたま市(埼玉県)のマンション売却相場

さいたま市のマンション売却相場は、2023年9月時点で3,943万円です。過去1年間の最高価格、最安価格、平均価格は次の表のとおりです。

さいたま市(埼玉県)のマンション売却相場
期間 2022年9月~2023年9月
最高価格 4,071万円
最安価格 3,431万円
平均価格 3,821万円(変動幅:640万円)
マンション取引件数(月平均) 86件
築年数(平均) 20.96年

参考記事:公益社団法人 東日本不動産流通機構「MarketWatch 2023年9月度

さいたま市では1年間の価格変動幅が640万円となっており、状況によって変動が大きくなる地域といえるでしょう。マンションの平均築年数は20年で、横浜市の25年、千葉市の29年に比べると、新しい物件が多い傾向があります。

千葉市(千葉県)のマンション売却相場

千葉県のマンション売却相場は、2023年9月時点で2,611万円です。過去1年間の最高価格、最安価格、平均価格は次の表のようになっています。

千葉市(千葉県)のマンション売却相場
期間 2022年9月~2023年9月
最高価格 2,611万円
最安価格 2,133万円
平均価格 2,364万円(変動幅:478万円)
マンション取引件数(月平均) 90件
築年数(平均) 29.57年

参考記事:公益社団法人 東日本不動産流通機構「MarketWatch 2023年9月度

千葉県のマンションの平均築年数は29年と、古いマンションの多さが際立っています。その影響もあってか、横浜市やさいたま市に比べると、売却価格は低くなっています。

名古屋市(愛知県)のマンション売却相場

名古屋市のマンション売却相場は、2023年7月〜9月時点で2,796万円です。過去1年間の最高価格、最安価格、平均価格は次の表のとおりです。

名古屋市(愛知県)のマンション売却相場
期間 2022年10月~2023年9月
最高価格 2,816万円
最安価格 2,580万円
平均価格 2,728万円(変動幅:236万円)
マンション取引件数(月平均) 595件
築年数(平均) 22.66年

参考記事:中部レインズ「名古屋市 2023年7~9月、名古屋市 2023年4~6月、名古屋市 2023年1~3月、名古屋市 2022年10~12月

名古屋市のマンション売却相場の変動幅は236万円と大きな変動は少なく、価格が安定しているといえるでしょう。マンションを売り出すタイミングを、あまり気にせずに済むかもしれません。またマンション取引件数は595件で、ほかの地域に比べると多めです。

大阪市(大阪府)のマンション売却相場

大阪市のマンション売却相場は、2023年9月時点で3,627万円です。過去1年間の最高価格、最安価格、平均価格は次の表のとおりです。

大阪市(大阪府)のマンション売却相場
期間 2022年9月~2023年9月
最高価格 3,990万円
最安価格 3,352万円
平均価格 3,536万円(変動幅:638万円)
マンション取引件数(月平均) 366件
築年数(平均) 23.21年

参考記事:公益社団法人 近畿圏不動産流通機構「マンスリーレポート(2023年10月)

大阪市では1年間の価格変動幅が638万円で、ほかの地域に比べると変動幅が大きいのが特徴です。またマンションの平均築年数は23年で、新しい物件も多いようです。

福岡市(福岡県)のマンション売却相場

福岡市のマンション売却相場は、2023年9月時点で2,429万円です。過去1年間の最高価格、最安価格、平均価格は次のようになっています。

福岡市(福岡県)のマンション売却相場
期間 2022年9月~2023年9月
最高価格 2,590万円
最安価格 2,169万円
平均価格 2,451万円(変動幅:421万円)
マンション取引件数(月平均) 177件
築年数(平均) 25.36年

参考記事:西日本レインズ「中古マンションレポート

福岡県の売却相場の変動幅は400万円を超えており、マンションの価格からすると大きく動きがちといえます。価格自体は東京都や大阪府に比べて低めです。築年数も25年で、古いマンションが多くなっています。

札幌市(北海道)のマンション売却相場

札幌市のマンション売却相場は、2023年7月〜9月時点で2,359万円です。過去1年間の最高価格、最安価格、平均価格は次のとおりです。

札幌市(北海道)のマンション売却相場
期間 2022年10月~2023年9月
最高価格 2,359万円
最安価格 2,179万円
平均価格 2,256万円(変動幅:180万円)
マンション取引件数(月平均) 519件
築年数(平均)

参考記事:公益財団法人 東日本不動産流通機構「サマリーレポート(2023年7~9月期)

札幌市はほかの地域に比べると、売却相場が低くなっています。1年間の価格変動幅は180万円と価格は安定しています。売却するときに、価格の予測が立てやすいといえるでしょう。またマンションの数もほかの地域に比べると多く、活発に売買が行われています。

リビンマッチでマンションの査定を依頼する

所有するマンションの売却相場を知るには、不動産会社の査定が一番の近道です。リビンマッチなら一度の入力で、複数の不動産会社へ査定を依頼できます。

リビンマッチのご利用方法

  1. 物件種別・都道府県を選択して「査定を依頼する」をクリック
  2. マンションの広さ、築年数、連絡先などを入力
  3. 査定を依頼する不動産会社を選択
  4. 不動産会社から査定の連絡が届く

覚えておきたい、マンションの売却価格の基本

マンションを売却するときは、売主もある程度の知識を身につけておきましょう。すべてを不動産会社に任せてしまうと、納得のいかない取り引きになってしまうことがあります。

できるだけ自分で売買をコントロールできるように、最低限の知識が必要です。

マンションの売却相場を自分で調べる方法

マンションの売却を検討している人にとって、いまの売却相場はとても気になる情報です。相場を知ることで高く売れるのか、もう少し待ったほうがよいのか、売るときの基準になるためです。

また、相場を知ることで、購入希望者から値引き交渉をされたときの対応も決められます。相場の高いときであれば、値引き交渉に対して強気になれるため、マンションを値引きせず高く売れるでしょう。

まずは所有するマンションの売却相場を、自分で調べてみましょう。売却相場を調べる方法は複数あるため、それぞれの価格から所有するマンションの価格を推測できます。

REINS Market Infomationで調べる

REINS Market Infomationは国土交通省から認定を受けている、不動産流通機構が運営しているWebサイトです。レインズのWebサイトで、マンションの売却価格を調べられます。使い方は次のとおりです。

  1. REINS Market Infomationにアクセスする
  2. 「マンション」と「都道府県」を選択し、「検索する」をクリック
  3. 注意事項を確認して「OK」をクリック
  4. この1年間の情報が一覧表示される
レインズマーケットインフォメーションでの調べ方

REINS Market Infomation

追加で検索条件を設定することも可能です。所有するマンションに近い条件を設定すれば、実情に近い情報を得られるでしょう。

不動産情報ライブラリで調べる

不動産情報ライブラリは、国土交通省が提供している不動産情報システムです。不動産の地価公示や取引価格などを検索できます。使用方法は次のとおりです。

  1. 不動産情報ライブラリにアクセスして、「データの検索・ダウンロード」をクリック
  2. 「地域」で検索する地域を絞り込む
  3. 「価格情報区分」で知りたい価格情報を選択する
  4. 「種類」で物件の種類、「時期」で取り引きされた時期を絞り込む
  5. 「一覧表示」をクリック
  6. 指定した地域と時期の取引価格情報が表示される
不動産情報ライブラリ

不動産情報ライブラリの使い方

過去の取引実績が表示され、価格だけでなく、間取りや面積なども見られます。所有するマンションに近い物件があれば、価格からおおよその相場を推測できます。

不動産情報サイトで調べる

不動産情報サイトでは、実際に売りに出されているマンションの価格を知ることが可能です。ここでは「SUUMO」を例にして、マンションの価格を調べてみましょう。売り出し価格なので実際に取り引きされた価格とは異なりますが、いまの売り出し価格という最新情報でもあります。だいたい、売り出し価格から10%くらい値引きして、取り引きされるといわれています。

  1. SUUMOにアクセスして、希望のエリアをクリックする
  2. エリアまたは沿線・駅から調べる地域を選ぶ
  3. 売り出し中の物件が表示される
SUUMOの使い方

SUUMO

条件を絞り込むことで、所有するマンションに近い物件を見つけられます。同じマンションの同じような間取りの物件が売り出されていたら、その価格に近い売り出し価格になるでしょう。ただあくまでも売り出し価格なので、参考情報として使用してください。

ウチノカチで調べる

ウチノカチはマンションや住宅、土地などの、価格相場と推移を調べられるWebサイトです。国土交通省の約420万件分の情報に基づく価格相場と、土地鑑定委員会の調査による最新の不動産取引データを調べられます。

  1. ウチノカチへアクセスして、中古マンションの項目にある都道府県をクリック
  2. 中古マンションの相場が表示される
  3. 相場一覧のエリアをクリックすると、さらに絞り込んだ地域の相場が表示される
ウチノカチの使い方

ウチノカチ

ウチノカチを利用するにあたって、会員登録などは不要です。細かな物件ごとの条件はわかりませんが、おおよその相場を知ることはできるでしょう。

価格に影響する売却のタイミング

マンションを売却するときに何も考えず売り出すと、高値で売れるチャンスを逃してしまうことがあります。

マンションには売りどきがあります。この売りどきのタイミングを逃さないことが、マンション売却では重要になります。

  • 築年数で判断する
  • 季節で判断する
  • 周辺状況で判断する
  • 世の中の情勢で判断する
  • 自身のライフステージで判断する

売却のタイミングについて紹介します。

築年数で判断する

マンションの売却価格は、築年数で変わります。築年数が少ないマンションは高値で売却でき、築年数が経過するほど価格が下がっていくのが基本です。

一般的には築年数が5年ごとに、マンションの価格が下がるといわれています。築年数が経過しているほど、購入希望者が少なくなるとも考えられるでしょう。築年数を意識して売却の計画を立てる必要があります。

季節で判断する

マンションの売却では、売り出す季節も重要なタイミングのひとつです。季節によってマンションの需要が異なるためです。

新生活が始まる2月、3月あたりは、需要が増える時期といえるでしょう。この時期に売却を計画することで、高値で売れる可能性が高まります。また需要の下がる時期が1月、8月です。マンションを売るときは、この時期を避けましょう。

周辺状況で判断する

所有しているマンションの周辺状況で判断する場合もあります。たとえば、近くに高速道路のインターができる、新しい新幹線の駅が開設される、道路が拡張される、大型商業施設ができるなどです。

このように生活の利便性が向上するときは不動産価格が上がりやすいため、高値でマンションを売却することもできるでしょう。逆に商業施設の閉店や工場の閉鎖などがあった場合は、不動産価格が下がるため注意が必要です。

世の中の情勢で判断する

マンションは高額商品です。そのため経済の情勢、たとえば住宅ローンの金利や土地の価格変動、経済の状況などで需要が変わります。

世の中の情勢に目を配って、売却のタイミングを検討する必要があるでしょう。

自身のライフステージで判断する

マンション売却は、自身のライフステージで判断する方法もあります。定年退職、子どもの入学、卒業などです。生活が変わるタイミングでの売却なら、今後の人生設計もしやすいでしょう。

ただしこのタイミングは自分自身の都合のため、必ずしもマンションの需要が高い時期とは限らないので注意が必要です。

リビンマッチでマンションの査定を依頼する

所有するマンションの売却相場を知るには、不動産会社の査定が一番の近道です。リビンマッチなら一度の入力で、複数の不動産会社へ査定を依頼できます。

リビンマッチのご利用方法

  1. 物件種別・都道府県を選択して「査定を依頼する」をクリック
  2. マンションの広さ、築年数、連絡先などを入力
  3. 査定を依頼する不動産会社を選択
  4. 不動産会社から査定の連絡が届く

マンションの売却価格に影響するポイント

マンションの価格はさまざまな要因で変化します。高額売却を実現するために知っておきたい、売却価格に影響するポイントを紹介します。

いまマンションを売りたい人は、どのようなポイントが価格に影響するのか把握しておきましょう。

マンションを高く売るためのポイント

マンションを少しでも高く売るためには、いくつかのコツがあります。何も考えずに売り出して高く売れることもありますが、狙って高く売るなら戦略が大切です。高額売却を成功させるためのポイントを紹介します。

複数の業者で査定をする

同じマンションでも査定する不動産会社によって、価格に違いがあります。複数の不動産会社に査定を依頼することで、相場や最安値、最高値を見極めることが可能になるでしょう。それらの情報を踏まえて、売却先を検討するのがよい方法です。

リフォームや掃除は自己判断しない

マンションに傷んだ点や気になる点があった場合、自身の判断でリフォームや修繕を行わないようにしましょう。もし気になることがあれば、不動産会社に相談するのがよいでしょう。

不動産会社は数々の物件を取り扱っている経験から、リフォームや修繕が価格や販売に影響があるかどうかを見極められるためです。またリフォームや修繕を自身で行いたいと考えている購入者もいるため、修繕なしで売却できる可能性もあります。

不動産会社の選定

信頼のおける不動産会社を選ぶことも重要です。査定価格だけで選定してしまうと、契約に関する相談や適切なサポートが受けられないこともあります。不動産会社を選ぶときは、次のポイントを重視してください。

  • 担当者の知識が豊富で信頼できる
  • 販売方法を明確に提示する
  • 中古マンションを扱った経験が豊富
  • マンションの査定価格の内訳を明確にできる

 媒介契約の種類を意識する

媒介契約とは、不動産会社と結ぶ契約です。媒介契約には「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の3種類があります。

3種類ある媒介契約のうち専任媒介と専属専任媒介だと、1社の不動産会社としか契約できません。そのため不動産会社は、他社の入る余地がないため熱心に応対してくれます。

値引き交渉に備えた価格設定

マンションを売る場合、買主から値引き交渉されることは当然と考えておくべきです。そのため、値引きを前提とした売却価格を設定しておくことが大切といえます。

いま高く売れるマンションの特徴

高く売れるマンションは、希少価値のあるマンションと考えてよいでしょう。買主にとって何らかのメリットのあるマンションであれば、高値で売却することが可能です。

  • 複数の業者で査定をする
  • リフォームや掃除は自己判断しない
  • 不動産会社の選定
  • 媒介契約の種類を意識する
  • 値引き交渉に備えた価格設定

どういったマンションに希少価値があるのか、ひとつずつ見ていきましょう。

利便性がよい

マンションの近くに駅があったり、学校や病院、商業施設などが充実していたりする場合は、利便性が高いため非常に人気が高くなります。売り出せばすぐに問い合わせが来るでしょう。

成約前の値引き交渉はあるでしょうが、人気のマンションなら強気に対応できるため、高値で売却できる可能性が高いです。

管理体制の充実

マンションは管理体制が重要で、購入希望者が注目するポイントのひとつです。共同で利用する設備やスペースは、常に管理者が手入れをする必要があります。どんなに立地がよくても、共用の設備やスペースが汚れていたり、壊れていたりすると、購入希望者の評価は大きく下がってしまうでしょう。

管理が行き届いているマンションは、共用のスペースが清潔な状態で保たれているため、見た目もよく、住んでからの満足度も高くなります。

部屋の構成

自身の住居用としてマンションを購入する人の多くは、家族で住む人たちでしょう。そのため、間取りが重要になります。たとえば、極端に広い部屋があって部屋数が少ないような間取りだと、子ども部屋を用意できず、家族の需要が低くなります。

家族にとって暮らしやすい、3LDK以上の間取りが人気です。

部屋の位置

同じマンションでも角部屋や最上階だと人気が高く、高く売ることが可能です。角部屋は隣が1軒しかないため気兼ねなく暮らせますし、最上階は眺めがよく、またステータスも感じられるのがメリットです。最上階でなくても海が見渡せるなど、眺望のよい部屋も需要が高いでしょう。

こういった特徴があると、同じマンションでも売却価格に差が生じます。希少性があるといえるでしょう。

ブランドマンション

大手不動産会社が手がけたマンションは、知名度が高く人気です。コンセプトに基づいて設計・建築されているため、統一感があったり高級感があったりと魅力的です。さらにブランドマンションは、価値が下がらないように管理されているため、高値で売れるでしょう。

マンションの高値はいつまで続く?

いまマンションの価格が高騰しています。国土交通省が発表している「不動産価格指数」によると、2010年から2022年のあいだにマンションの価格は1.86倍にもなっています。この状況はいつまで続くのでしょうか。

  • 人件費と材料費
  • 金融政策
  • 社会情勢

マンションの価格状況を、いくつかのポイントに分けて紹介します。

人件費と材料費

新築のマンション価格が高騰すると、新築物件を購入できなかった人が中古マンションに流れてきます。そのため、新築マンションの価格と中古マンションの価格はリンクしています。

新築マンションの価格には、人件費や材料費が関係します。人材不足の解消、賃上げの推進などで、人件費が上がっているのです。また円安や原油価格の動向により、材料費も上がっています。そのためマンション価格の高騰は、今後もしばらくは続くと考えられるでしょう。

金融政策

日銀の金融政策もマンション価格に影響します。金融緩和が継続されることで、資産を増やしたり、株価が上昇したりする効果が期待できるでしょう。そのためマンションなどの高額商品を購入しやすい状況になっているといえます。

金融緩和が継続されていることからマンションの需要が変わらないため、価格の高騰も続くと考えられるでしょう。

社会情勢

新型コロナウイルス流行の影響で収入減となり、マンション購入をあきらめていた人も多いでしょう。しかし、感染症法上の扱いが引き下げられたことで、以前の経済活動が戻りつつあります。それによってマンションの需要が高まることが予測できるため、価格の高騰は継続する可能性があります。

一括査定サイトで査定依頼が簡単!

すでに紹介したように、マンションを高く売るには、多くの不動産会社に査定を依頼することが大切です。一括査定サイトなら一度の入力で複数の不動産会社へ査定を依頼できるため、とても簡単に価格がわかります。

一括査定サイトのリビンマッチでは、次のことを入力するだけで複数の不動産会社をご紹介します。

  • マンションの所在地、専有面積、間取り、築年数など
  • 査定を依頼する人の名前、連絡先など

査定をする不動産会社は最大6社です。自分で依頼していたら見逃してしまう、地域密着型の不動産会社にも依頼できるのも大きなポイントです。

マンションがいくらで売れるか、まずは一括査定サイトで調べてみましょう。

リビンマッチでマンションの査定を依頼する

所有するマンションの売却相場を知るには、不動産会社の査定が一番の近道です。リビンマッチなら一度の入力で、複数の不動産会社へ査定を依頼できます。

リビンマッチのご利用方法

  1. 物件種別・都道府県を選択して「査定を依頼する」をクリック
  2. マンションの広さ、築年数、連絡先などを入力
  3. 査定を依頼する不動産会社を選択
  4. 不動産会社から査定の連絡が届く

いますぐ売る!なら不動産会社に買取を依頼

不動産会社に仲介してもらうのではなく、買い取ってもらう売却方法もあります。買取のメリットとしては、次のものがあります。

  • すぐにマンションを売却できる
  • 入金が早い。最短数日の不動産会社もある
  • 不用品の処分、ハウスクリーニングが不要
  • 仲介手数料がかからない

ただし、買取は不動産会社に手間やリスクがあるため、仲介で売却するのと比べると市場価格の6~8割程度で売却することになります。高く売りたい人には不向きなことに注意してください。一刻も早く売却したい人向けです。

買取に対応できる不動産会社は決して多くありませんが、リビンマッチを利用すれば複数社から査定を受けられます。スピーディな売却を検討している方は、リビンマッチの一括査定から査定を申し込んでください。


この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
誤字脱字や事実誤認などございましたら、ぜひともご指摘ください。

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不動産売却コラム
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