不動産査定アプリ6選!選び方や利用時の注意点を紹介
所有している家の価値を知りたいと思っていても、直接不動産会社に相談するのには抵抗がある方もいるでしょう。そんな人におすすめなのが、手軽に不動産の査定ができるアプリです。
不動産査定アプリといっても、複数の査定結果を受け取れるものやAI機能による簡易的な価格がわかるものなど、さまざまな種類があります。
厳選したおすすめの不動産査定アプリを紹介します。また、自分に合ったアプリの選び方や利用する際の注意点も確認しましょう。
もくじ
不動産査定アプリ6選
不動産査定アプリを6つ紹介します。
らくらく不動産査定 | カウル | 10秒でDo | Do BANK | 楽待 | Yahoo!不動産 | |
---|---|---|---|---|---|---|
全国対応 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
投資用物件の査定 | 〇 | 〇(マンションのみ) | × | × | 〇(投資用物件のみ) | × |
一括査定 | 〇 | × | × | × | × | 〇 |
AI査定 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
位置情報検索 | 〇 | × | × | × | × | × |
Android対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iPhone対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
らくらく不動産査定
査定できる物件種別 |
|
---|---|
対応エリア | 全国 |
一括査定 | 〇(最大6社) |
個人情報の入力 | 必要 |
AI査定 | × |
位置情報(GPS)による査定 | 〇 |
OS | Android/iPhone |
運営会社 | リビン・テクノロジーズ株式会社 |
向いている人 |
|
「らくらく不動産査定」は、不動産一括査定サイトのリビンマッチを運営するリビン・テクノロジーズ株式会社が提供している不動産査定アプリです。
らくらく不動産査定は、主に以下の3つの特徴があります。
- 査定できる物件の種別が多い
- 居住用だけでなく投資用物件の査定もできる
- GPS(位置情報)による検索ができる
さらに、全国を査定対象エリアとしており、紹介する6つのアプリの中で一番できることが多いアプリです。
そのため、らくらく不動産査定は、居住用物件や投資用物件の売却を検討している人だけでなく、誰にでもおすすめできます。
カウル
査定できる物件種別 | マンション(居住用・投資用) |
---|---|
対応エリア | 首都圏1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉) |
一括査定 | × |
個人情報の入力 | なし(メールアドレスかアカウントの連携は必要) |
AI査定 | 〇 |
位置情報(GPS)による査定 | × |
OS | Android/iPhone |
運営会社 | 株式会社Housemart |
向いている人 |
|
「カウル」は、テクノロジーとデザイン、不動産の専門知識の融合を目指す株式会社Housemartが提供する不動産査定アプリです。
カウルの特徴は以下の2つです。
- 詳細な個人情報の入力が不要(GoogleやAppleアカウント、またはメールアドレスは必要)で、マンション名を入力すれば査定できる
- 売却価格の自動査定だけでなく将来のマンションの物件価格の推計もできる
ただし、カウルの対象エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉に限られています。マンション専用のため、居住用・投資用問わず対象エリア内のマンション売却を考えている人にはおすすめです。
10秒でDo
査定できる物件種別 |
|
---|---|
対応エリア | 全国 |
一括査定 | × |
個人情報の入力 | 必要 |
AI査定 | 〇 |
位置情報(GPS)による査定 | × |
OS | Android/iPhone |
運営会社 | 株式会社And Doホールディングス |
向いている人 |
|
「10秒でDo」は、株式会社And Doホールディングス(旧株式会社ハウスドゥ)が提供する「10秒査定」が売りの不動産査定アプリです。
10秒でDoでは、不動産のAI査定が可能です。簡単な入力でも過去の事例をもとに査定結果が出ますが、方角や間取り、接道など物件種別に合わせた詳細な入力をして、査定の精度を上げることもできます。
いますぐに売却する予定がなく、手軽に自分の保有物件の相場変動を知りたい人におすすめのアプリです。
Do BANK
査定できる物件種別 |
|
---|---|
対応エリア | 全国 |
一括査定 | × |
個人情報の入力 | なし |
AI査定 | 〇 |
位置情報(GPS)による査定 | × |
OS | Android/iPhone |
運営会社 | 株式会社フィナンシャルドゥ |
向いている人 |
|
「Do BANK」は、株式会社And Doホールディングスの100%子会社で、不動産担保ローンなどを業務とするフィナンシャルドゥが提供する不動産査定アプリです。
Do BANKの特徴は、個人情報の入力が不要な点です。それに加えて「10秒査定」のキャッチコピーそのままのスピード査定で、気になる価格がすぐにわかります。
いきなり個人情報を入力するのに抵抗がある人には、Do BANKがおすすめです。
楽待
査定できる物件種別 |
|
---|---|
対応エリア | 全国 |
一括査定 | 〇 |
個人情報の入力 | アプリの利用にはメールアドレスによる会員登録が必要 |
AI査定 | × |
位置情報(GPS)による査定 | × |
OS | Android/iPhone |
運営会社 | 株式会社ファーストロジック |
向いている人 |
|
「楽待(らくまち)」は、投資用物件に特化したポータルサイト「楽待」を運営する株式会社ファーストロジックが提供する不動産査定アプリです。
楽待は、投資用物件なら何でも査定できるという特徴があります。投資用物件の売却相場を見ながら、不動産投資の知識や情報を得たい人には楽待がおすすめです。
Yahoo!不動産
査定できる物件種別 |
|
---|---|
対応エリア | 全国 |
一括査定 | 〇(複数可) |
個人情報の入力 | 必要 |
AI査定 | × |
位置情報(GPS)による査定 | × |
OS | Android/iPhone |
運営会社 | LINEヤフー株式会社 |
向いている人 |
|
「Yahoo!不動産」は、LINEヤフー株式会社が提供する不動産査定アプリです。
Yahoo!不動産の特徴は、査定だけでなく売買・賃貸の物件検索も同一アプリで完結できる点です。また、複数の不動産会社に一括査定できるため、査定結果を比較するのに適しています。
査定専門のアプリではないため、「手軽に相場を知りたい」というよりは、売却の前段階としての利用におすすめの不動産査定アプリです。
不動産査定アプリの選び方
不動産査定アプリの種類が多く、どれを選べばよいか迷う人もいるでしょう。選ぶ際に注目すべきポイントを紹介します。
査定したい物件の種別やエリアに対応しているか
不動産査定アプリを選ぶ際にまず確認すべきなのが、自分が所有している物件の査定が可能なのかという点です。
不動産査定アプリの多くは、居住用物件の査定のみを対象としています。そのため、たとえば農地や投資用物件などの査定を行いたい場合、選べるアプリは限られるでしょう。
「らくらく不動産査定」であれば、幅広い物件の種別に対応しており、対象エリアも全国です。迷ったときは「らくらく不動産査定」を選ぶのがよいでしょう。
運営会社の信頼性は高いか
査定アプリによっては、物件情報だけでなく、名前や連絡先など個人情報の入力が必要です。
これは、査定結果によってはさらに詳しい査定を依頼したり、売却の提案をもらったりするためです。個人情報の登録をせずに結果が出るアプリもありますが、あくまでも目安の価格です。実際に物件を見て査定をしてもらうと、結果が大きく変わる可能性もあります。
セキュリティの面からも、上場企業や運営実績がある会社が提供しているアプリを選ぶとよいでしょう。
複数の査定結果を比較できるか
査定結果が適正かどうか、一般の人には判断しにくいのが不動産査定アプリの難点です。
そのため、ひとつだけではなく、複数の査定結果を比較できるアプリを選ぶと適正な相場がわかります。
AI査定の場合、あくまでも過去のデータをもとに算出するため、サービスごとの差はほとんどありません。しかし、不動産会社の査定は、会社によって独自の基準があったり、取り扱っている物件が違ったりするため査定結果が異なります。
実際に自社で売却した場合はいくらになるか、という視点で見ると会社の得意分野によって査定価格に差が生まれるのは当然でしょう。
複数の査定結果を比較すれば、相場が把握できるだけでなく、信頼できる会社を見つけて相談もできます。
不動産査定アプリを利用するときの注意点
不動産査定アプリを利用する際の注意点を紹介します。
気軽だからこそ個人情報の提供は慎重にする
家にいながら手軽にスマートフォンで査定ができるのが、不動産査定アプリのメリットですが、個人情報を入力するアプリも多いため、安全性には注意が必要です。
また、むやみやたらにあちこちのアプリを使用するとその分個人情報流出のリスクが上がり危険です。
査定の精度は高くない可能性もある
不動産査定アプリの中でも、特にAI査定では正確な査定は難しいでしょう。
AI機能は日々進化しており、AI査定の精度も以前よりは向上しています。しかし、正確な査定価格を知るには、物件の詳しい状態や地域特性など不動産の査定に影響する要素を考慮する必要があります。
ただし、一括査定ができるアプリであれば、不動産会社による詳細な査定も依頼が可能です。
不動産査定アプリはあくまでも目安の価格を知るツールとして利用し、必要に応じては不動産会社に正式に相談してみましょう。
アプリ以外に手軽な不動産査定の方法はある?
不動産査定アプリは手軽さが一番のメリットですが、一方で以下のように考える人もいるでしょう。
- アプリのダウンロードが面倒
- パソコンの見やすい画面でじっくり査定結果を確認したい
この場合は、不動産一括査定サイトを利用するのがおすすめです。一括査定ができるアプリもありますが、不動産一括査定サイトは、複数の不動産会社による査定を一括で依頼できるサービスです。
特におすすめは、アプリの「らくらく不動産査定」を提供しているリビン・テクノロジーズ株式会社が運営する「リビンマッチ」です。
リビンマッチでは、加盟している審査を通過した全国の優良企業から最大6社の査定結果を比較できます。
また、物件情報などの入力は最短45秒で完了します。手軽に不動産の価値を把握したいがアプリは使いたくないという方は利用してみましょう。
この記事の編集者
リビンマッチ編集部
リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
誤字脱字や事実誤認などございましたら、ぜひともご指摘ください。
運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)
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