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【戸建て】隣人の嫌がらせがしつこい!やめさせる?諦める?解決方法

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【戸建て】隣人の嫌がらせがしつこい!やめさせる?諦める?解決方法

念願の戸建てに住めたのに「隣人から嫌がらせを受けている」「近所の目が気になって、快適に過ごせない」こんな状況に陥っている人は、少なくありません。

心に余裕があれば嫌がらせに対して有効な解決策が思い浮かぶかもしれません。しかし、嫌がらせを毎日受けているようなつらい状況では、正常な判断もしにくいものです。

そこで本記事では、隣人の嫌がらせ事例と嫌がらせをやめてもらう方法、そして隣人に期待せず自分で問題を解決する方法を解説します。「隣人の嫌がらせを受けている状況から抜け出したい」方は、ぜひ参考にしてください。

こんなにも!隣人からの嫌がらせ事例

嫌がらせと一口にいっても、パターンや度合いはさまざまです。また、思いもよらないところから嫌がらせに発展する場合もあります。

ここでは、隣人から受けた嫌がらせの事例を紹介します。

騒音に関する嫌がらせ

騒音に関する嫌がらせは、もっとも多い嫌がらせ行為だといわれています。たとえば、以下のような事例があります。

私は一軒家に住んでいるのですが数年前から隣人の奥さんの嫌がらせが続いています。

洗濯物を干しに庭に出た時や花壇の手入れをしている時等、網戸をガンガン鳴らしたり、何かを叩くような音を毎回してきます。

数回なら良いのですがそれは毎回の事でこちらとして精神的にかなり来ているので心療内科を検討している段階です。

知恵袋「一部引用

事例の被害者は、嫌がらせをしてきた人に対して仕返しをすることや、やめてほしいと伝えることはできなかったようです。

また、下記のような事例もありました。

台所からガチャンガチャン皿の音や鍋の音などかなりこちらの部屋じゅうに響いています。特に夜は酷いです。

耳栓をしていてもきこえてきます。生活音はお互い様なので今までは我慢していましたが、ここ半年くらい特に酷くノイローゼになりそうです。

知恵袋「一部引用

事例の被害者とその隣人の家はそれぞれ一軒家で、お互いの家との距離が1mもないほど密接していました。嫌がらせかはわかりませんが、家同士の距離が近いにもかかわらず夜に大きな物音を立て続けるのは、決してよい隣人とはいえないでしょう。


車、駐車場に関する嫌がらせ

車や駐車場も嫌がらせの対象になりやすい傾向にあります。たとえば、以下のような事例があります。

ガレージにビンが投げ入れられてて、破片だらけになっていました。うっかり気付かずに車庫入れしたらパンクしていたのは間違いありません。

嫌がらせを受けている隣人がいるので、犯人の想像はついていますが、証拠はありません。

知恵袋「一部引用

また、下記のような事例もありました。

車で出ようとするのを妨害します。

スクーターに乗ってる友人をよんできて、道でしゃべりはじめます。毎日、毎日、私の出る時間を妨害しにやってきます。

クラクションをならしても、バイクを移動してくれなくて、とうとう、私の車の前にきて、とおれるだろがーと男言葉で、怒鳴りちらし、脅してきました。

知恵袋「一部引用

録画はしてあるそうですが、車を傷つけたり危害を加えてきたりしたわけではないため、警察には相談できずにいるそうです。

ごみに関する嫌がらせ

ごみに関する嫌がらせも多いです。中には、汚物やごみを敷地内に投げ込まれるケースもありました。

隣人から嫌がらせを受けています。内容は庭に汚物 ゴミ 食べカスを投げ入れられる、です。

先日、またゴミが投げ入れられてました。すぐには処分はせず庭の端に置き直しました。(隣人から見えるところに)

すると次の日倍の量のゴミがご丁寧に置いてありました(–;)

知恵袋「一部引用

被害者本人によると、庭の雑草が伸びがちなのが嫌がらせの原因ではないかとの見解でしたが、真相は定かではありません。警察に相談しようにも、逆恨みされる可能性を考えると相談できず、防犯カメラの設置を検討しました。

また、下記のような事例もありました。

今では必要以上に嫌がらせを受けています。

・実家の花壇に除草剤をかけられる

・家の前にゴミを置かれる

・父の運転中に急に前に飛び出してきて、車にアタック。※当たり屋状態

・自分を車を傷つけられと8万円の請求書を持ってきた

・父の職場まで車で尾行して特定し、父の会社へありもしないでたらめな情報を電話する

ドアチャイムも必要以上にならし、ドアを開けるといない。※玄関近くの窓から目撃済

知恵袋「一部引用

この事例の被害者は、ごみ以外にもさまざまな嫌がらせに悩まされてきましたが、どれも悪質なものばかりです。

そこで、防犯カメラを設置して様子を見ることになりました。きっかけは隣人の騒音だったようですが、そこからこじれて嫌がらせに発展したそうです。

【戸建て】嫌がらせ行為の解決策は2つ!隣人に変わってもらうか自分の環境を変えるか

嫌がらせ行為を解決する方法は、基本的に隣人か自分のどちらかを変えるしかありません。

ここでは、隣人に変わってもらう場合のメリットとデメリット、隣人に変わってもらうことを諦めて自分の環境を変える場合のメリットとデメリットについて解説します。

隣人に変わってもらう(嫌がらせをやめてもらう)場合のメリットとデメリット
メリット デメリット
  • 自分の生活を変えずに問題が解決する
  • 引っ越す必要がないため、そのための費用がかからない
  • 隣人に変わってもらうのが難しい
  • 嫌がらせがエスカレートするおそれがある
自分の環境を変える(隣人が嫌がらせをやめるのを諦める)場合のメリット
メリット デメリット
  • 嫌がらせ対策の強化で解決できたら、費用が最低限で済む
  • 引っ越し後は隣人の顔を見なくて済む、新しい土地でいちからスタートできる
  • 嫌がらせ対策を強化しても、解決するとはかぎらない
  • 場合によっては引っ越す必要がある。引っ越す場合はそのための費用がかかる

隣人が嫌がらせをやめてくれた場合は、自分の生活を変えずに問題が解決するため、対策や引っ越しの必要がありません。そのための費用も必要なく、嫌がらせを受ける前の平穏な生活が戻ってきます。

しかし、人間を変えることは難しく、よほど大きなきっかけがないかぎり嫌がらせをやめてくれる可能性は低いでしょう。

また、やめさせようとして、かえってエスカレートしてしまうケースも考えられます。やめさせる方法としては、警察への相談や探偵への依頼などが挙げられます。

一方、隣人に嫌がらせをやめさせることを諦めた場合は、自分の環境を変えるしかありません。嫌がらせの種類に応じて、防犯カメラを設置するなどして嫌がらせ対策を強化するか、ひどい場合は引っ越しを検討する必要があるでしょう。

ただし、手口を変えて嫌がらせをしてくる可能性もあるため、嫌がらせ対策をしたところで必ずしも解決するとはかぎりません

引っ越しをすれば隣人と顔を合わせることもなく、新しい土地でいちからスタートできるため、嫌がらせによって精神的に限界を迎えているようなケースでは引っ越したほうがよい結果につながることもあります。

隣人に嫌がらせ行為をやめてもらう場合の解決手順

隣人に嫌がらせ行為をやめてもらうためには、どうすればよいのでしょうか。

ここでは、隣人に嫌がらせをやめてもらうための解決手順を紹介します。解決手順は以下の7ステップです。

  1. 嫌がらせを受ける原因を分析する
  2. 自分にも非があると思えるなら、話し合いの場を打診する
  3. 相手に100%非があるなら、嫌がらせの証拠を入手する
  4. 防犯カメラで様子を見る
  5. 警察の力を借りる
  6. 警察もダメなら探偵に頼る
  7. 最終手段!裁判に勝つ

それぞれ順番に解説します。

1.嫌がらせを受ける原因を分析する

まず、嫌がらせを受けるに至った原因を分析しましょう。こちらは何も思っていなくても、相手にとっては嫌がらせをせずにいられなくなるようなきっかけがあったかもしれません。

相手を怒らせてしまうことをしていた場合は、こちらが謝罪しなければならないでしょう。

そのため、「嫌がらせを受けている」という被害者意識を一度捨て、冷静になってなぜこうなったのかを分析する必要があります。

2.自分にも非があると思えるなら、話し合いの場を打診する

冷静に分析した結果、自分にも非があると思ったら、話し合いの場を設けましょう。

その際は、隣人と1対1で話し合うよりも、第三者を交えることをおすすめします。1対1での話し合いとなると、お互いに感情的になり、かえって関係がこじれるおそれがあるためです。

自治会長や地区の組長、近隣住民など、お互いに面識がある人にあいだに入ってもらうとよいでしょう。

3.相手に100%非があるなら、嫌がらせの証拠を入手する

相手に100%非があるなら、嫌がらせを受けているという証拠を入手しましょう。いくらひどい嫌がらせを受けていても、証拠がなければ嫌がらせの事実を証明できず、警察も相手にしてくれないためです。

証拠集めには、以下の方法が有効です。

  • 防犯カメラを設置する
  • ボイスレコーダーやスマホなどで会話を録音する
  • 騒音測定器や無料の騒音計アプリで騒音量を計測し、その結果を写真に収めておく

防犯カメラは、隣人が言い逃れできないような、鮮明に撮影できるものが理想です。また、隣人との会話は、いつ証拠として有効な音声が録音できるかわからないため、いつでも録音できるよう準備しておきましょう。

会話以外にも、隣人が一方的に怒鳴っている声や音などは、嫌がらせの証拠になる可能性があるため、録音しておきましょう。

そのほか、嫌がらせが騒音の場合は騒音測定器や無料ので騒音量アプリで計測するのもおすすめです。測定結果を写真に収め、保存しておくと証拠として活用できます。

4.防犯カメラで様子を見る

防犯カメラを設置したら、しばらく様子を見ましょう。防犯カメラの設置は嫌がらせ行為に有効で、防犯カメラを設置しただけで効果が現れる可能性もあるためです。

これまでどれだけ口で言っても嫌がらせをやめなかったケースで、防犯カメラを設置しただけで改善した例が多くあります

防犯カメラを設置する際は、隣人から見えないところにこっそり仕掛けるのではなく、防犯カメラが作動しているとわかるように設置することが重要です。防犯カメラが作動していることを確認できるだけでも効果があります。

5.警察の力を借りる

防犯カメラを設置したあと、一定期間様子を見ても改善が見られない場合は、警察に被害届を提出しましょう。

話し合いの場を設けてもダメ、防犯カメラを設置してもダメとなると、自分たちの力では解決できない可能性があるためです。

被害届を提出したからといって警察が動いてくれるとはかぎりませんが、集めた証拠を提示することで嫌がらせ行為が証明できるため、警察としても動きやすくなります

6.警察もダメなら探偵に頼る

警察が動いてくれない場合は、探偵に頼るのもひとつです。実際に被害に遭っていて証拠がそろっていても、被害が小さい場合や事件性がないと判断された場合、警察は動いてくれません

しかし、探偵であれば被害の大小や事件性の有無にかかわらず調査してくれます。なかなか自分では証拠を押さえられない場合でも、プロに頼めばしっかりと調査をし、証拠をつかんで解決してくれるでしょう。

7.最終手段!裁判に勝つ

1〜6までの手順を実践しても問題が解決しない場合は、民事訴訟も視野に入れる必要があります。その場合は、依頼できる弁護士を探しましょう。

ただ、弁護士に依頼したあと、すぐに裁判に発展するケースはあまりありません。弁護士に依頼した場合、以下のように進行します。

  1. 弁護士への相談・依頼
  2. 隣人との交渉
  3. 調停
  4. 裁判

裁判は、交渉や調停を経ても解決に至らなかった場合の最終手段です。交渉や調停の段階で解決すれば裁判の必要はありません

なお、裁判に勝つためには客観的な証拠をそろえておく必要があります。裁判にならないにしても、証拠は入手しておいたほうがよいでしょう。

隣人に期待せず、自分で問題を解決する場合の解決策

隣人が嫌がらせをやめてくれるのが一番ですが、平気で嫌がらせをしてくるような人が素直に折れるケースはあまり多くありません

そのため隣人には期待せず、自分で問題を解決したほうが早い場合もあります。ここでは、自分で問題を解決する場合の解決策を紹介します。

騒音の場合は防音対策

騒音に悩まされている場合は、以下の防音対策を試してみましょう。

  • 壁に防音パネル防音シートを貼る
  • 防音カーペットを敷く
  • カーテンを防音カーテンに変える

防音グッズにはさまざまなものがあります。

中でも、高い効果を発揮するのは防音パネルです。音を吸収できる「吸音材」と音を遮断できる「遮音材」が使用されているため、壁に貼るだけで高い防音効果が期待できます。

また、複数組み合わせることで、防音効果を高められるものもあります。たとえば窓に防音シートを貼ったうえで防音カーテンを設置すると、効果はさらに高まります。

覗きの場合は目隠し

覗き見されている場合は目隠しフェンスがおすすめです。目隠しフェンスがあると、相手から家の中が覗きづらくなり、その分視線が気にならなくなります。

そのほか、カーテンをブラインドに交換するのもよいでしょう。カーテンを常に閉めっぱなしにすると部屋が暗くなってしまいますが、ブラインドであれば光をたくさん取り込みつつ、視線だけをうまくシャットアウトできます。

ウワサやいじめの場合は近隣住民を味方に

根も葉もないウワサを流されている場合や、ウワサによっていじめを受けている場合は、近隣住民や自治会にわけを話し、あらかじめ味方につけておくとよいでしょう。

隣人の行動が地域のルールに反していて、客観的に見ても明らかに嫌がらせであると認識できるのであれば、自治会や近隣住民から注意してもらったり、留守の際に様子を見てもらったりするなど、力になってもらえるかもしれません。

また、嫌がらせをしているとほかの人に知られることで、嫌がらせがストップする可能性もあります。

隣人とは一生の付き合い!売却して親切な隣人を得る選択肢も

「隣人ガチャ」という言葉があるように、隣人は選べません。しかし、戸建てで隣人になってしまったら、一生の付き合いになる可能性は高いでしょう。

運悪く嫌がらせをするような隣人にあたってしまった場合、現在の家を売却して親切な隣人を得るという選択肢もあります。

せっかく購入した家を手放すのは惜しいかもしれませんが、この先何十年も嫌がらせに耐えていくよりも、いっそ家を売却して新たな土地でいちから始めたほうが結果的によい場合もあるでしょう。

ただし、引っ越したとしても、また隣人ガチャに外れてしまえば同じことの繰り返しです。そのため、もし引っ越すと決めた場合は探偵や「トナリスク」などの隣人調査をしてくれる会社を利用して引っ越し先の隣人が「どんな人か」確認しましょう。

自分で調査する場合は近隣住民に悪い印象を与えてしまう心配があります。探偵などであれば隣人調査をしているとわからないように、こっそり調査してくれます。事前にしっかりと隣人調査をし、次こそは親切な隣人を得られるようにしましょう。

なお、引っ越しを検討するのであれば、無料で利用できる不動産の一括査定サイトリビンマッチで戸建ての査定価格を確認するのがおすすめです。

引っ越すかどうか迷っている方は、査定価格を見てから、引っ越しをするか、いまの戸建てに住み続けて隣人の仲を改善するか判断しましょう。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
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