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必見！売れるマンションの条件とは！買い手目線から考える
マンション売却を検討している方は、所有しているマンションが売れるのかどうか不安になります。
この記事では買い手目線から、売れるマンションの条件を紹介します。売れる条件を知ることで適切な売却方法が見えてきます。自身のマンションと照らし合わせて、マンション売却時の参考にしてみてください。
もくじ
買い手は何を決め手としている？
マンションの購入経験者は購入時に何を決め手としたのでしょうか。株式会社Swan Styleが発表した「マンション購入に関する調査」から読み解いていきましょう。
調査結果の中から購入検討時の優先事項に焦点を当て、ベスト3をご紹介します。
1位：立地
マンション購入検討時に最も優先した項目は「立地」です。好立地とされる判断基準としては以下のような要素があります。
利便性
生活や通勤に便利なマンションは、ファミリー、単身問わず人気があります。利便性が高いとされる立地は以下のようなものがあります。
- 駅から近い
- ターミナル駅へのアクセスがスムーズ
- 周辺施設が充実している
環境のよさ
利便性に加え、環境のよさも重要です。たとえば以下のような立地は環境がよいとされ、好まれる傾向にあります。
- 自然が多い閑静な住宅地である
- 教育環境がよい
- 安全性が高い
利便性と環境のよさは相反する場合もあります。だからこそ双方の要素をバランスよく満たした立地のマンションはニーズが高く、高額で売却できる可能性があります。
将来性
特に不動産投資家にマンションを売却する場合は、将来性も重要な要素になります。再開発が進み、今後の値上がりが期待できるエリアのマンションは不動産投資家に好まれます。
2位：間取り・専有面積
2位は「間取り・専有面積」です。
デザイナーズマンションのような個性的な間取りよりも、スタンダードで使いやすい間取りのほうが多くの人に好まれます。
また、間取りに対して専有面積が狭いマンションは、キッチンや浴室が狭いなど問題点があり、売れにくい場合もあります。
間取りによってターゲットとする層が違いますので、その層にアプローチできるよう戦略を練ることも重要です。
間取りごとのターゲットやニーズの違いを3つに分けて紹介します。
1R、1K、1DK
単身者向けマンションは、ターゲットを不動産投資家に絞るのがおすすめです。
単身者は経済的な理由やライフスタイルが変化しやすいことから、マンション購入に踏み切れる人が少ないためです。
2K、2DK、2LDK
二人暮らしに向いた2部屋以上の間取りは、単身者向けやファミリー向けと比較すると需要はやや低いです。
ターゲットとしては、子育てを終えリタイアした夫婦やDINKSの夫婦などが挙げられます。世代によって望む立地や設備が異なるため、自身のマンションが誰にとってニーズがあるのかを見極め、ニーズに沿った売込みを行う必要があります。
3LDK以上
3LDK以上の広い間取りのマンションは、主にファミリー世帯に需要があります。
子どもがいる世帯はもちろん、親と同居する世帯にも望まれることから、最もニーズが高く、売れやすい間取りです。
3位：物件の付加価値の魅力
共有部に付帯する施設や室内の設備が充実しているマンションは人気があります。
とはいえ、ニーズに沿わない施設や設備があるとマンションの価格をいたずらに押し上げるだけとなり、かえって売れにくくなってしまいます。
マンションを高く売るためには、現代のマンションにおいてどのような施設や設備が望まれているのか把握する必要があります。
特に人気のある施設、設備をいくつかご紹介します。
マンション共有部の施設
マンション共有部に求められているのは、時間を気にせずに使える宅配ボックスや24時間のごみ置き場などです。
また、多用途に使えるゲストルームや多目的ルームも人気です。
室内の設備
スマートフォンの普及やテレワークの推進が著しい現代において、インターネット設備は必要不可欠な設備です。
また、防犯上の理由から、カメラ付きインターホンを望む人も多いです。家事が楽になる浴室乾燥機や自動食器洗い機のような設備も人気があります。
そのほかにも押さえておきたい条件とは
ランキングで3位以内に入っていない条件でも、マンション売却の際に押さえておきたい要素はいくつかあります。その中から特に売主に関係の深いものをピックアップしてご紹介します。
築年数
誰しも新しくきれいなマンションに住みたいと考えるでしょう。
中古物件は価格が安くなるため新築とはまた違うニーズはありますが、それでも築10年以内のマンションに人気が集まります。
マンションを売却するタイミングを考える際には、築年数を考慮する必要があります。
階数
同じマンションであれば、階数が上に上がるほど売れやすい傾向にあります。高階層は日当たりや風通しがよく、窓からの景色もきれいというメリットがあるからです。
特にタワーマンションの場合は、高階層に住むことが一種のステータスになります。そのため、階層により売れやすさや価格に大きな差が出ます。
一般的には、1階上がるごとに価格が0.5〜2％上がるといわれています。マンションを売るつもりで買う場合は、階数による価値の違いも意識しておきましょう。
不動産の管理状態
マンションの状態は築年数だけではなく、管理状態によっても差が生まれます。
築10年のマンションでも、管理状態がよければ新築に近い状態が保てます。そのため、新築時と変わらない価格で売却できる可能性があります。
一方、管理がしっかりとされていない場合は、共有施設の汚損や設備の老朽化が目立つため、買主が見つかりづらくなります。
管理状態の差が、売れるマンションと売れないマンションを分けることを押さえておきましょう。
不動産会社のブランドや評判
CMや看板広告で見る、ブランドマンションも売れるマンションの条件です。
大手デベロッパーの建築したブランドマンションは、建物の造りやアフターフォローの手厚さにおいて高い信頼性があります。
マンションは一生を左右する大きな買い物になることから、不動産会社のブランドや評判から生まれる信頼性は重要な判断基準です。
マンションは売り方が大事
マンションをスムーズに、かつ高く売るためには、売り方も考えなくてはなりません。
そのためには、よい不動産会社を選ぶことが重要です。
同じマンションでも、不動産会社の手腕によって売却までにかかる日数や売却額は大きく違います。
不動産会社を選定するためのポイントをいくつか解説します。
複数の不動産会社を比較検討する
マンション売却では、必ず複数の不動産会社を比較検討しましょう。
複数の不動産会社にマンションを査定してもらうことで、ある程度の相場がつかめます。相場と比べてあまりにも安すぎる、もしくは高すぎる会社は注意が必要です。
安すぎる場合はもちろん利益が出ませんし、高すぎる場合は買主が見つからず、結局は値下げをせざるを得なくなります。
相場に近い適切な価格を提示することで買主を見つけやすくなり、なおかつマンションの資産価値に合った利益を得られます。
マンション売却の実績が豊富な不動産会社を選ぶ
不動産業界の事業は売却に留まりません。仕入れ、販売、管理、開発、売却などさまざまな種類があります。
また、取り扱う物件もマンション、一戸建て、オフィス、その他商業施設などさまざまで、不動産会社ごとに得意分野が違います。
マンションを売却する際には、やはりマンション売却の実績が豊富な会社に任せるのが一番です。
自分と相性のよい担当者を見つける
不動産会社を選ぶ際には、会社自体はもちろんのこと、担当者の質も重要な判断基準です。
結局は人間同士の付き合いになるため、能力だけではなく相性も大切です。一社とだけやり取りをした場合、経験の浅い、もしくは相性の悪い担当者に当たる可能性があります。
「こんなものか」と思いながら売却を進めてもしまうと、損をしたことにすら気づきません。
まずは複数の会社に相談し、やり取りや交渉を重ねる中で、自分と相性のよい優秀な担当者を選びましょう。
不動産を売却する時は一括査定サイトを利用しよう
一括査定サイトを利用すれば、複数の不動産会社と一度にやり取りができます。
さらに、一括査定サイトには、サイトが厳選した経験豊富な会社が登録されています。そのため、効率よく自身に合った不動産会社、担当者を選定できます。
お手持ちのマンションをなるべく高くスムーズに売却するために、一括査定サイトを利用してみてはいかがでしょうか。
売れるマンションの条件に関するよくある質問
- 売れるマンションに共通する条件は？
- 立地のよいマンションは早く売れる傾向にあります。マンション購入を検討する方は立地を重要視する方が多いからです
- マンション売却時に気をつけることは？
- 複数の不動産会社を比較検討しましょう。一社とだけやり取りをした場合、経験の浅い、もしくは相性の悪い担当者に当たる可能性があります。
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大手住宅メーカーの注文住宅販売や不動産テック企業の仲介業務に4年間携わり、不動産取引にかかわった件数は350件以上にわたります。2021年よりリビンマッチコラムの執筆・編集を担しています。皆さんが安心して不動産取引を行えるよう、わかりやすくリアルな情報を発信します。
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