不動産投資コラム~利回りについて~ 更新日:2024年6月21日 今ではサラリーマンの方にも一般的になった不動産投資、節税対策、相続対策、年金などさまざまな目的で投資が行われています。 巷では「簡単にできる」「手元資 金0円でできる」「年収○万円でできる」という広告が多く見受けられ一般化しつつあります。最近ではアベノミクスによる金融、財政の異次元緩和により金融機関の潤沢な資金が個人の不動産投資を後押ししています。 しかしながら「不動産投資に失敗した」「当初の予定通りに運用できない」という話も後を絶たないのも事実です。「買えるから買う」「オリンピックで価格が上がる」という甘い言葉に背中を後押しされ、リスクを冷静に判断できず不動産投資を始められて しまう方が非常に多くいらっしゃいます。 こうした方々の共通点として「割高な金利水準」「想定されていない費用」「不動産投資ポリシーを持たない」等があります。不動産投資は「成功」すると非常に旨みのある投資ですが、「失敗」すると一生を棒に振ってしまう程、危険なリスクがある投資です。この魅力とリスクとどう付き合うかが重要です。 もくじ1 表面利回りとネット利回り1.1 収入の一般的な例1.2 費用の一般的な例2 投資利回りはリスクの大きさ 表面利回りとネット利回り 利回りと聞くと難しいと思ってしまう方も多いと思います。これは対象となる物件が購入価格に対してどの位の水準でお金が入るかという判断材料です。 利回りを考える上で、重要な不動産投資にどんな収入と費用があるか考えてみましょう。 収入の一般的な例 賃料 共益費、管理費 駐車場 バイク置場 礼金 更新料 自動販売機 費用の一般的な例 BMフィー(日常清掃、定期清掃、法定点検等) PMフィー(入居者管理費) 水道光熱費(共用部の電灯、水道料) 修繕費 原状回復費(退去したお部屋の修繕) 広告費(入居者募集) 消耗品費(電球等) 建物保険料 減価償却費 固都税(固定資産税・都市計画税) 支払利息 表面利回りは収入が物件の価格に●%占めるか、ネット利回りは収入から費用を引いた額が物件の価格の●%になるかです。 利回りが高ければ高いほど、手残りが多いという事はお分かりだと思いますが、表面利回りが一見高い物件でも実際には費用が多くかかり、ネット利回りをみると大幅に低くなり、手残りが少ない物件も多くあります。特に不動産投資の場合は該当する物件の築年数が古ければ古いほど費用がかかるという事が想像しやすいと思います。 不動産投資は購入後の利回りを想定すること投資を「成功」させるポイントです。 【完全無料】うちの価値いくら?今すぐ診断スタート! 物件種別を選択 分譲マンション一戸建て土地一棟アパート・一棟マンション投資マンション(1R・1K)一棟ビル区分所有ビル(ビル1室)店舗・工場・倉庫農地その他 都道府県を選択 北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県東京都神奈川県千葉県埼玉県茨城県栃木県群馬県新潟県山梨県長野県富山県石川県福井県愛知県静岡県岐阜県大阪府兵庫県京都府奈良県三重県滋賀県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県高知県福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県 家の価値いくら?無料査定する 不動産会社に売る無料買取査定 任意売却は即行動無料査定する 投資利回りはリスクの大きさ アベノミクス、東京オリンピックの効果で物件価格も大幅に上がり、価格上昇により不動産投資利回りも低くなってきています。多くの方がこの不動産投資利回りは「高利回り」の方が良いと考えています。当然の事ながら投資をする上で「高利回り」は重要な要素ですが、「都心で買えない」から「地方で利回りが高い物件」という安易な考え方には間違いがあります。 今回はこの投資利回りの要素について考えてみます。例えば都心と地方の投資利回りの差が2%であった 場合、この2%の差をどう考えるか、 「地方物件と都心物件を購入する際の金利はどの程度変わるか」 「購入後にどの程度、物件を見に行けるか」 「地元に信頼できる業者がいるか」 「購入の際にどの程度、該当する地域の事をどこまで知っているか」 「購入時から数年のサブリース賃料は相場とどれくらい違うか」 上記を考えると2%の差が都心物件を購入するよりメリットがあるかどうかという事が重要です。こうした要素が加味されているからこそ地方物件の投資利回りが高いという事を認識しなくては行けません。つまり投資利回りが高いという事はリスクが高いという事です。 物件価格が高騰している状況の中でこうした投資利回りの要素を考える様にしましょう。 【完全無料】リビンマッチならあらゆる不動産サービスを一括比較できます!ぜひご活用ください。 家の価値いくら?無料査定する 不動産会社がスピード買い取り無料買取査定する 貸したらいくら?無料賃料査定 土地活用プランを比較無料資料請求 任意売却は即行動無料査定する リースバック無料査定する リノベーション無料資料請求 堂下葉(どうした よう) 日本AMサービス代表。 不動産の賃貸・売買仲介業務から高級不動産の管理業務、不動産ファンド業務を経て日本AMサービスを創業。 宅地建物取引士や不動産証券化協会認定マスターなど数々の資格を有する。 この記事の編集者 リビンマッチ編集部 リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。 誤字脱字や事実誤認などございましたら、ぜひともご指摘ください。 コンテンツの引用ルール 運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場) カテゴリー 不動産売却コラム タグ ◀ 前の記事 次の記事 ▶ 人気ワード 離婚で家を財産分与 (27) 老後の住まい (24) 売れないマンション (16) 一括査定サイト (15) 離婚と住宅ローン (13) 海外移住 (11) 訳あり物件 (11) 家の売却 (11) 家の後悔 (10) 不動産高く売る (9) 実家売却 (9) マンション価格推移 (8) マンションの相続 (8) 移住 (7) アパート売却 (7) 不動産会社の選び方 (6) マンション売却の内覧 (6) 家の価値 (6) 離婚と家 (6) 売れない家 (5) お金がない (5) 空き家売却 (5) 離婚準備 (5) 離婚と家売却 (5) 農地売却 (4) 近隣トラブル (4) マンション買取 (4) 家の解体費用 (4) 売れない土地 (3) マンションか戸建てか (3) サブリース (3) イエウール (3) 不動産価格推移 (3) リビンマッチ評判 (2) シンガポール移住 (2) リビンマッチコラムを引用される際のルール 当サイトのコンテンツはどなたでも引用できます。 引用にあたって事前連絡などは不要です。 コンテンツを引用される際は、引用元が「リビンマッチ」であることを必ず明記してください。 引用ルールについて