「定期借家(リロケーション)」についての解説 更新日:2024年6月20日 不動産に関する重要キーワードを、日本AMサービス堂下代表が分かりやすく解説! キーワード「定期借家(リロケーション)」とは・・・ 「普通借家賃貸契約」と呼ばれる一般の賃貸借契約では契約期間後の更新ができる事が前提ですが、「定期借家賃貸借契約(リロケーション)」は契約期間をあらかじめ定めておき、その期間が満了することにより、更新されずに賃貸借契約が解除される契約です。 定期借家契約(リロケーション)を締結する場合、借地借家法第38条に規定されている、契約の際に貸主は借主に、「契約の更新はなく、期間の満了とともに契約が終了する」旨の記載がある書面を交付しなければならないとされています。 【完全無料】貸したらいくら?今すぐ賃料査定する! 物件種別を選択 分譲マンション一棟アパート・一棟マンション一戸建て一棟ビル区分所有ビル(ビル1室)店舗・工場・倉庫土地駐車場 都道府県を選択 北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県東京都神奈川県千葉県埼玉県茨城県栃木県群馬県新潟県山梨県長野県富山県石川県福井県愛知県静岡県岐阜県大阪府兵庫県京都府奈良県三重県滋賀県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県高知県福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県 貸したらいくら?無料賃料査定する 家の価値いくら?無料査定する 不動産会社に売る無料買取査定 堂下代表の一言 定期借家契約(リロケーション)が使われるケースとして、海外転勤等で一時的に空き家となる自宅を賃貸に出す場合や開発予定の物件で行われる場合があります。しかし定期借家契約(リロケーション)は定められた期限が経過すると退去をしなくてはいけないので、通常の賃貸借契約よりも好条件で募集をしないと借主がつかない場合が多い傾向にあります。 特にファミリーマンションの場合は借手側からすると、期限が決められてしまうと、将来子供の学校の問題等を心配しなくてはいけないので、避けられてしまいがちです。 また海外転勤等で居住地を日本におかない場合、非居住者となり、賃料収入等の所得は納税管理人(非居住者にかわって確定申告や税金の納付を代わりに行います。)を定めなければなりません。こうした部分を安易に考えこうした手配を怠り、さらには無申告で納税を怠っている方が中にはいますが、これは明らかにお部屋の管理を任せた管理会社さんも含めて非常に大きな責任です。 所得税の無申告は加算税がかけられ、今まで支払うべきであった所得税額に付加されます。また所得税の時効は悪質であれば7年ですので、当局に指摘された場合、非常に大きな代償を払います。皆様はくれぐれも気を付けて下さい。 【完全無料】賃料査定は必ず複数社に依頼して比較検討しましょう! 物件種別を選択 分譲マンション一棟アパート・一棟マンション一戸建て一棟ビル区分所有ビル(ビル1室)店舗・工場・倉庫土地駐車場 都道府県を選択 北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県東京都神奈川県千葉県埼玉県茨城県栃木県群馬県新潟県山梨県長野県富山県石川県福井県愛知県静岡県岐阜県大阪府兵庫県京都府奈良県三重県滋賀県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県高知県福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県 貸したらいくら?無料賃料査定する 家の価値いくら?無料査定する 不動産会社に売る無料買取査定 リビンマッチ編集部より 堂下代表が言うように、「定期借家」は貸主・借主両方が諸条件に注意して契約をしなければ、大きな損害やトラブルになる可能性があります。 しかし上手に活用することができれば、定期借家は貸主・借主にとってとても有用なものです。 定期借家(リロケーション)のメリットは以下のようなものがあります。 グレードの高い物件に住むことができる 分譲マンションや分譲住宅などが多い定期借家は、普通の賃貸専用で造られた物件に比べて、構造面や設備面で優良なことが多くあります。 まわりの相場より安い賃料で住める 定期借家物件は、普通賃貸物件と比べて相場より安く設定されていることが多いです。 契約更新料がない 通常2年ごとに必要になる契約更新料ですが、定期借家契約の場合は更新という概念がないため、更新料は必要ありません。よって、仮に3年以上の定期借家契約の場合などは、普通賃貸物件に比べて更新料分がお得です。 このように定期借家のメリットも知ることで、貸主・借主双方が安心して居住できる環境を構築していきましょう。 【完全無料】リビンマッチならあらゆる不動産サービスを一括比較できます!ぜひご活用ください。 家の価値いくら?無料査定する 不動産会社がスピード買い取り無料買取査定する 貸したらいくら?無料賃料査定 土地活用プランを比較無料資料請求 任意売却は即行動無料査定する リースバック無料査定する 堂下葉(どうした よう) 日本AMサービス代表。 不動産の賃貸・売買仲介業務から高級不動産の管理業務、不動産ファンド業務を経て日本AMサービスを創業。 宅地建物取引士や不動産証券化協会認定マスターなど数々の資格を有する。 この記事の編集者 リビンマッチ編集部 リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。 誤字脱字や事実誤認などございましたら、ぜひともご指摘ください。 コンテンツの引用ルール 運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場) カテゴリー 賃貸管理コラム タグ ◀ 前の記事 次の記事 ▶ 人気ワード 離婚で家を財産分与 (27) 老後の住まい (24) 売れないマンション (16) 一括査定サイト (15) 離婚と住宅ローン (13) 海外移住 (11) 訳あり物件 (11) 家の売却 (11) 家の後悔 (10) 不動産高く売る (9) 実家売却 (9) マンション価格推移 (8) マンションの相続 (8) 移住 (7) アパート売却 (7) 不動産会社の選び方 (6) マンション売却の内覧 (6) 家の価値 (6) 離婚と家 (6) 売れない家 (5) お金がない (5) 空き家売却 (5) 離婚準備 (5) 離婚と家売却 (5) 農地売却 (4) 近隣トラブル (4) マンション買取 (4) 家の解体費用 (4) 売れない土地 (3) マンションか戸建てか (3) サブリース (3) イエウール (3) 不動産価格推移 (3) リビンマッチ評判 (2) シンガポール移住 (2) リビンマッチコラムを引用される際のルール 当サイトのコンテンツはどなたでも引用できます。 引用にあたって事前連絡などは不要です。 コンテンツを引用される際は、引用元が「リビンマッチ」であることを必ず明記してください。 引用ルールについて